心理学

ステージアップの法則

今いる場所が自分に合わないと感じるあなたへ

 

日本では、学校を卒業して就職したら、ずっと一つの会社で勤めることが

当たり前、良いことと考えられていた時代があります。

今もそういう価値観の人も多いかもしれません。

 

私はこれまでアルバイトも含めると10以上の職場で働き、独立しました。

転職が多いことをネガティブに捉える人もいますが、

海外ではスキルアップをし、より高い収入やスキルを目指して

職場を変えることは、一般的です。

 

(やみくもに転職を推奨するわけではありません。数ヶ月で自分に合わない、と判断をするのは早過ぎるでしょうし、少なくとも2年は続け、その中で自分にできることをする姿勢は大切だと思っています。)

 

ゲームでも、だんだん強くなるとステージが変わりますよね。

 

今いる場所が、合わないように感じてつらいなら、

それはその場所から卒業し、新しいステージへ進むときかもしれません。

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心理学

自分を責めるのをやめる方法

今日は七夕ですね。

九州、西日本ではまだ明日にかけて、

雨の予報が続いています。

被害が最小限で済むようお祈りするとともに、

みなさまが守られますように。。。

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昨日のブログでは

罪の意識がなぜ生まれるかを

私なりに考えてみました。

 

罪の意識は

自分の信念がつくり出すもの。

自分が「良いこと、悪いこと」と決めた基準で

悪いことをしたと思う、

良いことをしなかったと思う、

良いことができなかったと思うから

罪悪感を持つ。

その信念は、私たちが生きる過程で

無意識に刷り込まれているもの。

「そんなことしちゃダメでしょ!」

「そんなことしたら嫌われるよ!」

「そんなことするのは恥ずかしい」

そんな親の一言が影響していることもある。

自分で自分を責めることで

世界と戦う生き方から抜け出そう!

そんな内容でした。

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ではどうやって、「自分を責める心理」を

手放すのかを今日は考えてみますね。

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心理学

気にし過ぎる自分をやめる3ステップ

上手くいかないことが起きた時、

「どうしてあんなことしちゃったんだろう・・・」

「どうしてあんなこと言ったんだろう・・・」

「もし、ああしていたら」

「もし、ああしていなかったら」

と、気になりますか?

そんな気持ちを友人に打ち明けても

「気にし過ぎだよ」

といわれて、なんだかモヤモヤしていませんか。

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心理学

イライラは”本当の自分”の心の声

朝起きてから夜寝るまでに

お母さんが一番たくさんいうセリフは

「早くしなさい!」なのだそうです。

 

「早く起きなさーい!」

「早く準備しなさーい!」

「早く食べなさーい!」

「早く片付けなさーい!」

「早く勉強しなさーい!」

「早くお風呂にはいりなさーい!」

「早く寝なさーい!」

 

お仕事をされているお母さんは特に、

家事に仕事にと時間に追われる毎日で、

ついつい言ってしまう言葉かもしれませんね。

  

家族のためにと思って

一生懸命がんばっているのに、

協力してくれない子どもやパートナーに、あなたはイライライライラ…

していませんか?

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自分らしさ, 良い習慣を身につける

簡単に習慣化するシステム

私たちはつい、

何をしているか?に焦点をあてていますが、

なぜそうしているか?に焦点をあててみませんか?

 

人の行動の動機は、

1.快のため

2.不快を避けるため

のどちらかに集約されます。

 

アメリカのアート・マークマン氏は著書の中でこの動機のシステムを

ゴー(Go)システムとストップ(Stop)システムと呼んでいます。 “簡単に習慣化するシステム” の続きを読む

コミュニケーション, 自分らしさ

本当の気持ちを言えないのは・・・

本当の気持ちを言えていますか?

私たちは6歳くらいまでにさまざまな生きていくうえでの設定をしていると心理学の世界では考えられています。

20代の頃から、自分がアダルトチルドレンではないかと感じて、心理学の勉強もしていたので、子どもを授かり、子育てするときも、様々な育児書や、発達心理学の本も読んだりしたものです。

自分自身が持っている設定が、生きづらさの原因ではないかと感じていたからです。

この話をすると、親のせいで幸せな人生が送れないんだ!と親を責めてしまう人もいるのですが、そういうことではありません。また、今子育て中の人が、自分を責めてしまうのも、問題の解決にはつながりません。

 

私たちは、残念ながら知らないことはできないものなのです。

行動も、会話も、人とのつきあい方も、したことのないことは、すぐにはできないんです。

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良い習慣を身につける

悲しみや苦しみを乗り越える

この世に生まれて、悲しみや苦しみを全く感じない人がいるでしょうか。苦労や困難に一度も出逢わない人がいるでしょうか。

人生には自分ではどうしようもない苦難が突然襲い掛かることもあります。どんなにリスクヘッジしていても避けられないことは起きるのです。

普段の行いが悪いとか、罰が当たったとかいうことではなく、たまたま不幸な出来事に遭遇してしまうことは残念ながらあり得るのです。

悲しみや苦しみというネガティブな感情を抑圧し続けると、心のバランスが壊れてしまいます。かといって、長い時間その感情に浸り続けると、今度はそこから立ち上がれなくなってしまいます。

起きた出来事と自分自身を分けて考えることが大切です。

起きた出来事は自分にとって悲しく、つらいことだった。でもそこから自分が何かを学び、成長できるとしたらそれはどんなこと?

人は病気になることもありますが、病人になってはいけないという言葉を聞いたことがあります。昨年亡くなった小林麻央さんも、病気は私の一部であってすべてではない、とブログに綴っていました。

人は悲しみが多いほど、他人に優しくなれるという歌詞もあるように私たちは悲しみや苦しみからも学び、成長することができるのです。人生を豊かにすることができるのです。

そして、悲しみや苦しみを乗り越えることで自分に自信がつき、次に同じような苦難がやってきたとしても、より早く立ち直り、復活できるようになるのです。

あなたの人生には、あなたが解決できない問題は起こらないのです。問題や困難は、あなたが成長するための課題であり、チャンスであると捉えれば、あなたはますます幸せな人生を歩めるでしょう。

ピンチはチャンス!を合言葉にしてみましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学

リフレーミングで良い面を見つける習慣をつけよう

ものごとには必ず2つ以上の多面性があります。見方を変えるとよく見えたり、悪く見えたりするのです。

それは、見る立場によってだったり、見る角度によってだったり、見る気分によってだったりと、いろいろな要因で変わります。

例えば、紙を丸く筒状にして立てて置いてみた時、真上から見れば丸く見えます。でも、少し離れた場所から見ると、長方形に見えます。

リフレーミングとは、心理学の用語でものごとの見方や解釈を変えてみることで、柔軟な思考ができるようにする技法です。

ものごとの良い面に焦点を当てている人を楽観主義といい、悪い面に焦点を当てている人を悲観主義といいます。同じできごとが起きていても、何に焦点を当てるかによって、その後の行動や選択が変わり、人生が変わるのです。

そして、重要なことは、私たちが何に焦点を当てるかは、私たち自身に決められるということです。

リフレーミングを練習すると、ものごとを多方向から見たり、考えたりできるようになるため、自分の選択肢が増え、より適切な選択をできるようになるのです。

では、ここで、練習してみましょう。私たちがネガティブにとらえやすい以下の性格を、プラスの言葉で言い換えてみましょう。ただし、○○でない、という否定的な表現は使わず、聞いたときにポジティブな気持ちがする言い方を見つけてみてくださいね。

1.      暗い

2.      飽きっぽい

3.      空気が読めない

リフレーミングするときは、こんな質問が効果的です。

「他にどんないい方ができるかな?」

「これを良く言うと何と言えるかな?」

例を私なりにリフレーミングすると、

1.落ち着きがある、冷静 

2.好奇心が旺盛、行動力がある 

3.自分のペースを大切にできる、自分に正直

という感じでしょうか。これが正解ということではなく、みなさんなりにプラスの言い方を考えてみてくださいね。

意識を向けたものが拡大することを、常に覚えておきましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ, 良い習慣を身につける

感謝の気持ちを表現する

今、あなたがあなたの人生で持っているものを書き出してみましょう。それらに感謝すれば、あなたは感謝したいことをもっともっと引き寄せることができます。

意識を向けたものが拡大するという法則どおり、自分に「ある」ものに意識を向け、感謝している人には、さらにそれらが拡大し、「ない」ものに意識を向け、不満を抱いている人には、さらにその状態が拡大します。

ありがたい、と感謝の気持ちを感じるとき、私たちの脳内では幸せホルモンと呼ばれる脳内物質(ドーパミンやセロトニン)が発生し、自尊心が高まり、心身を安定させる効果があります。

毎日食事が食べられて、お風呂に入れて、ベッドで眠れること。仕事があり、収入をえられること。健康で、好きなことができる環境にいること。家族が元気で暮らしていること。命があること。

どんな些細なことでも、私たちが感謝できる対象はたくさんあります。それに気づいて感謝の気持ちを表現する習慣を身につけましょう。

人間は、自分がしたことは覚えていても、してもらったことは忘れやすいものです。今の生活が成り立つために、どれほど多くの人の力が必要だったかを考えてみるだけでも、自然と感謝の気持ちが沸き上がってくるかもしれません。日常生活で当たり前に使っている様々な製品は、誰かがそれを開発し、誰かが製作し、誰かが販売し、使わせてもらっているのです。

あなたは、誰かに何かをしてもらったとき、「すみません」と謝っていませんか?

  • ドアを抑えて待ってもらった時
  • 落とし物を拾ってもらった時
  • 道を譲ってもらった時

できれば今日からは「ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

謝る言葉は目線が下に向きがちです。でも、お礼の言葉を伝えるときは、顔を上げて、相手の目を見て伝えます。より、心のこもったコミュニケーションが取れるのではないかと思います。

「知足」という禅語があります。向上心は大切ですが、足るを知ること、今与えられているものに満足し感謝する気持ちが心の余裕を生み、心身を安定させるのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 自分らしさ

柔軟な思考を身につけよう

柔軟な思考とは、一つの事象に対して、

様々な角度から考えられる思考パターンのことです。

自分の中に、多くの選択肢がある状態ですね。

 

反対に、硬直した思考とは、思い込みや決めつけ、

視野の狭い思考パターンのことです。

こちらは自分の中の選択肢も少なくなります。

 

私たちは、出来事を無意識レベルの信念(スキーマ)

を通して思考し、

その結果として感情が沸き上がり、

実際の行動を起こします。

 

コンピュータに間違ったプログラミングが入力されていれば、

間違った答えが出力されます。

 

私たちの脳も、無意識にされたプログラミングが

あなたの幸せに役立つものでなければ、

あなたが幸せに近づけないことは明白です。

 

内面の信念を変えないまま、行動だけを変えようとしても、

うまくいかずに、結果として自己否定を強め、

悪循環に陥ることになってしまうのです。

 

私たちがまず初めに変えることは、信念、マインドセットなのです。

そして、変えるためにはまず気づくこと。

 

幸せな人生とは、問題が何も起こらない人生ではありません。

起きた問題を、自分の成長のチャンスととらえ、

前向きに向き合い、学んでいく人生です。

 

雨が降ったり、嵐が来たり、大きな災害に

見舞われることだってあるかもしれません。

 

人生の幸せとは、起きる出来事によって決まるのではなく、

それらを自分がどのように受け止め、

どのように行動するかによって決まるのではないでしょうか。

 

雨が降れば傘を差し、

嵐の時は家でじっと待ち、

大きな災害に見舞われたときは、

周囲の人と助け合うことで、

私たちは人生を過ごしていけるのだと思います。

 

自分の人生の舵を握るのは自分です。

被害者になり、誰かに自分の人生の舵を任せていると、

自分の目的地を見失ってしまいます。

 

今日の自分は、これまで生きてきた中で最も賢く、これから生きていく中で、最も若いのです。

 

失敗は次の成功のための貴重な経験です。

 

人生はまだまだ続くのですから。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。