この世に生まれて、悲しみや苦しみを全く感じない人がいるでしょうか。苦労や困難に一度も出逢わない人がいるでしょうか。
人生には自分ではどうしようもない苦難が突然襲い掛かることもあります。どんなにリスクヘッジしていても避けられないことは起きるのです。
普段の行いが悪いとか、罰が当たったとかいうことではなく、たまたま不幸な出来事に遭遇してしまうことは残念ながらあり得るのです。
悲しみや苦しみというネガティブな感情を抑圧し続けると、心のバランスが壊れてしまいます。かといって、長い時間その感情に浸り続けると、今度はそこから立ち上がれなくなってしまいます。
起きた出来事と自分自身を分けて考えることが大切です。
起きた出来事は自分にとって悲しく、つらいことだった。でもそこから自分が何かを学び、成長できるとしたらそれはどんなこと?
人は病気になることもありますが、病人になってはいけないという言葉を聞いたことがあります。昨年亡くなった小林麻央さんも、病気は私の一部であってすべてではない、とブログに綴っていました。
人は悲しみが多いほど、他人に優しくなれるという歌詞もあるように私たちは悲しみや苦しみからも学び、成長することができるのです。人生を豊かにすることができるのです。
そして、悲しみや苦しみを乗り越えることで自分に自信がつき、次に同じような苦難がやってきたとしても、より早く立ち直り、復活できるようになるのです。
あなたの人生には、あなたが解決できない問題は起こらないのです。問題や困難は、あなたが成長するための課題であり、チャンスであると捉えれば、あなたはますます幸せな人生を歩めるでしょう。
ピンチはチャンス!を合言葉にしてみましょう。
あなたがあなたらしくますます輝けますように。