コミュニケーション

コミュニケーションのこと

今日の月はいて座です。

さそり座に天体が集中していたこの数日は

なんとなく重苦しい雰囲気の中で

動けなかった人も

月がいて座に入った昨日の夜から

気分が変わってきていませんか?

 

11月8日木星がいて座へ入ると

社会の雰囲気ももっと変わりそうです。

 

その前日には天王星も星座を移動します。

 

遠くの天体は個人的なことよりも

社会的なことへの影響力が大きいとされますが、

それは私たちにとって外的要因として

影響を与えてくるとも言い換えられます。

 

星座の変わり目は特にその影響を感じやすいとされていて

今月25日の満月以降は

誰にとっても人生の中の大きな転換期と

感じられるタイミングになるかもしれません。

 

あなたは人に話すことが好きですか?

それとも人の話を聞くことの方が好きですか?

 

コミュニケーションは双方向のやり取りですが

一方的なコミュニケーションをする人も多くいます。

 

それは、コミュニケーションを学ぶ機会や

トレーニングする機会が日本ではあまりないからだと思っています。

 

自分の意見と相手の意見を調整する方法や、

違いを認め、新しい解決策を探す方法、

自分の欲求を自分が気づく方法など、

方法を知らないとうまくできないものなんです。

 

WIN-WIN(ウィン―ウィン)の関係といわれる

私もOK あなたもOK

を目指すためには

どんなコミュニケーションが適切でしょうか。

 

自分勝手ではなく、相手のことも尊重しながら

自分を抑圧したりガマンしたりするのではなく

お互いに満足できる方法は

どうしたら見つけられるでしょうか。

 

私たちはつい同じ行動パターンを繰り返す生き物です。

今のパターンで幸せを感じられないなら

それは新しい行動パターンを身につけた方がいいという

サインです。

 

新しい行動パターンやコミュニケーションを身につけたら

あなたはどんな未来を手に入れられますか?

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

木星がホームであるいて座へ帰る11月8日はもうすぐ!

チャンスを掴んでくださいね。

https://tomoko-h.com/jupiterreturn2018

カウンセリング, コミュニケーション, 心理学

自分の価値観を押し付けていませんか?

人間関係のトラブルの原因は

思い込みや誤解による認識のずれがほとんどです。

 

そんなつもりじゃないことを

受け取る人がそう受け取ることで

問題が勃発します。

 

誰でも、したことがないことはできないし

わからないことはできないし

できないことはできないのです。

 

でも、私たちはつい、

自分ができることは人もできて当たり前と

思い込んでしまうことがあり

 

期待に応えない相手を責めたり非難しています。

 

言いたいことを言ったつもりでいても

伝えたいことが伝わっていなければ

それは伝える側の技術不足です。

 

伝え合うのがコミュニケーション。

 

一方通行になっていませんか?

自分らしさ

人生の舵を他人に預けるとは?

あなたの人生はあなた自身が主役です。

 

どんな人生を創るかは、あなた自身が選択し、決断した結果ということです。

 

もし、今の自分の人生に不満を感じているならば

これまでの生き方を見直すチャンスが来ているのかもしれません。

 

私は一生懸命やってるんです!

私はガマンばかりしてるんです!

私は悪くないんです!

 

それでも

 

周囲の人が協力してくれません。

周囲の人が邪魔します。

周囲の人が私を不幸にするんです。

 

あの人が、変われば、

あの人がこうしてくれれば、

 

私は幸せになれるのに。

 

これが、人生の舵を他人に渡している状態です。

 

私たちは残念ながら自分以外の人の思考や行動を変えることは出来ません。

 

強制や指示が相手の反感を買うだけだということは

みなさんよくご存知ですよね。

 

どんなに正しいこととわかっても

人は正しさでは動きません。

 

周囲の人は自分を映す鏡だといわれます。

 

あなたが不満に思う相手の姿は

あなたの何を映し出しているのでしょう?

 

苦しい思いや辛い思いをすると

そこから抜け出すために

苦しみや辛さから目をそむけたくなりますが、

その苦しみや辛さと向き合った時、

始めてその先へと進んでいける力が

身につくのではないでしょうか。

 

人間関係の悩みのほとんどが

「誤解」や「思い込み」によるものです。

 

相手の行動を

「自分への攻撃」と思ってみれば戦いが始まります。

 

相手の行動を

「相手の問題」と思ってみれば

関わるか関わらないかは自分が選択できることです。

 

自分は何も変化しないままで

相手が自分の思うとおりにしてくれることを願うのは

自分のことしか考えられない小さな子どもと同じです。

 

こだまと同じで

「おーい」と言えば「おーい」

「ばか」と言えば「ばか」

言った言葉がそのまま自分に返ってきます。

 

あなたが誰かを嫌いだと思って接すれば

その「嫌いだ」という想いは相手に伝わります。

 

嫌いだ、と思っていると

相手のイヤなところばかりを意識しているので

余計に嫌いな気持ちが増大します。

 

いいところを見つけても

「そんなはずない」と否定したり。

 

相手をイヤな人でいさせる理由は

自分がいい人でいるため。

 

でも、そんな風に誰かと比べて「自分はいい人」と感じなければならないとしたら、

自分が自分をイヤな人だと心の底では思っているのかも。

 

イヤな面がある自分を

どうしても許せないから、認めたくないから

身近な人をもっとイヤな人にして

自分のイヤな部分を隠そうとしてるのかも。

 

わがままいったり

自分のことだけ考えたり

家族を放っておいたり

何でも人のせいにしたり

働かなかったり

ゴロゴロしてたり

 

そんな自分も時にはありです。

 

そんな自分も自分の一部だから。

 

がんばりすぎて、余裕がなくなって

自分のことがもう好きじゃないと思う日も

生きていればあるかもしれない。

 

そんなときは思い出そう。

 

今日までがんばってきた自分を。

なんとかこうして生きてきた自分を褒めよう。

 

自分をリセットする時間をもつことで

私たちは人生の舵を自分で握り直せるのだから。

 

他人に人生の舵を預けるとは

自分の幸せが自分以外の誰かの影響で変わると思っている生き方です。

 

自分の人生は自分次第。選択と決断の自由はあなたにあるのです。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学

何もできていないと感じる人へ

お話しをしていると、

「私は何もできていない」

と自分に感じていらっしゃる方が少なくありません。

 

実際には、いろいろなことをされているのに

本人にとってはそれらは

「あたりまえ」

「誰でもすること」

「取るに足らないこと」

という認識なのかもしれません。

 

でも、健康で日常生活を送っているならば

何もできていないということはありませんよね。

 

特に、働くお母さんは、

家事、育児、仕事と、一人何役もこなしているのですから

圧倒的にしていることが多いものです。

 

真面目で責任感が強く、理想の高い人ほど

自分の描く理想どおりの結果しか認められない、

という心理状態になるので、

 

十分がんばっていることも

まだまだ足りない、と感じて

自分を追い込んでしまいやすいのです。

 

また、役割を何でも自分で抱え込もうとするクセを

身につけている人も多くいるように感じます。

 

特に母親は、子どもの世話をするもの、

という古い価値観に縛られていると

子どもがきちんとしていないと

自分が責められる、と思い込み

本来は子どもがすることまでも

お母さんが代わりにしようとしていたり。

 

赤ちゃんのお世話は母親がする、という考えが

根強い日本ですが、

授乳はお母さんにしかできないことですが、

ミルクをあげるのは誰でもできますし

授乳以外のことは、誰にでもできることです。

 

仕事がデキる人ほど、

人に仕事を任せられない、

ということもよく聞きます。

 

人に任せられない人の共通点は

すべて自分の思いどおりでないと気に入らない、

という考え方のように思います。

 

富士山に登るとき、

色々なルートがありますね。

 

初心者向けのコースから、上級者向けのコースまで。

自分のレベルに合わせたコースを選択することで

安全に楽しく登山ができます。

 

仕事も同じように考えてみましょう。

 

あなたは知識も経験も豊富です。

しかし、部下はまだそれほどに知識や経験がありません。

 

部下に仕事を任せると、

あなたから見れば無駄な時間と労力をかけているように

見えるでしょうし、実際にそうでしょう。

 

それはあなたが期待するのが上級者コースであり、

部下はまだ初心者コースを行く必要があるためです。

 

それなのに、無駄な時間と労力をかけている、と部下に伝えると、

部下の気持ちはどうなるでしょう?

 

結局、自分のしたいようにするのなら

勝手にすればいい。

言われたことだけすればいい。

 

こんな気持ちになるのではないでしょうか。

 

または、

 

期待に応えられない自分は

ダメな人間だ。

 

と自己否定感を感じるかもしれません。

 

TBSの「プレバト」の俳句の先生は、とても上手な指導をされていると思います。

俳句の査定をされるとき、

必ず、良い点を先に褒めています。

そのうえで、改善点を丁寧に説明するからこそ

俳句を作ってきた人も素直に聞いています。

 

いきなり、これはダメ、あれはダメ、と言われたら

誰でも気持ちが落ち込んでしまい、

そのあとで褒められてもあまり頭に残りませんね。

 

言いにくいこと、相手が聞きにくいこと(指摘やダメ出し)こそ、

伝える側は相手の気持ちを慮ることが大切です。

相手の聞く準備を整えるためには

できているところ、成長を期待しているという気持ち、

これらを伝えたうえで、

ここを直すともっとよくなるよ、

と伝えられると、あなたの気持ちはきちんと届くのではないかと思います。

 

これは、自分に対しても同じなんです。

何もできていない、と感じている人は

いつも自分にダメ出しから始めていないでしょうか?

 

セルフトーク(自己対話)のとき、

まずはできたこと、うまくいっていることを探して

自分をしっかり褒めてあげましょう。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

西洋占星術

内側の自分とつながろう

おはようございます。

今日の月は射手座にいます。

占星術では「月」はその人の本質的な気質や感受性を司る天体とされています。

まさに「内側の自分」といえるかもしれませんね。

 

生まれた日と生まれた時刻(母子手帳に書かれています)、生まれた場所から

正確な自分の月星座がわかります。

 

こちらのサイトで簡単に調べられるので

興味を持たれた方はぜひ調べてみてくださいね。

http://moon-cycle.net/moon_sign.html

 

月は動きが早く、1つの星座を約2.5日で移動していきます。

 

私たちの気分が変わりやすいのは

月の影響を大きく受けるから、ともいわれますし

その影響は女性の方が大きく受けているともいわれます。

 

女心と秋の空、とは変わりやすいものの例えでしたね。

 

今日の月は上弦の月を過ぎて満月へと向かう月です。

やる気がわいてきて、行動力も増すタイミング。

8月11日の新月に願ったことを

現実にするために行動する時期です。

 

身体に取り込む力が働くので

食べるものや飲み物には気をつけましょう。

 

射手座の月は向上心があります。

目標に向かってまっしぐらに進むエネルギーを

上手に活かすためには

内なる自分の声に素直に従ってみること。

 

人にどう思われるか、

失敗したらどうしよう、

そんな考えは不要です。

 

実際に行動するのはハードルが高くても

自分が感じることをそのまま受容することを

心がけてみましょう。

 

射手座の月は明るくておおらかです。

自分がワクワクすることを考えると

より元気がわいてきます。

 

今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

コミュニケーション, 心理学, 良い習慣を身につける

強みを引き出してチームを育てる方法

人が持っている資質を大きく分けると

 

リーダータイプ

サポータータイプ

ムードメーカータイプ

 

に分けられます。

もちろん、立場や相手との関係性によって

私たちは自分の中のそれらの資質を

上手に使い分けているものですが

得意・不得意はありますよね。

 

私たちは大人になるにしたがって

さまざまな役割をこなしながら

生きています。

 

役割の変化は誰にとっても

大きなストレス要因となります。

 

職場の変化や、仕事の変化、

後輩ができたり、上司が変わったり

 

変化の時に柔軟に対応するためには

自分自身の心を育てることと

周囲にいる人のサポートが大切なこと。

 

経営者や管理職、リーダーの方は

個性の違うチームのメンバーの強みを引き出し、

チームとして目標を達成することが

大きな課題の一つですよね。

 

適所適材で、得意な資質を活かし、

それぞれの個性を尊重し合えるような仲間がいたら、

毎日の仕事もやりがいをもって取り組めるでしょう。

 

ストレスを減らすために有効な方法を

「コーピング」といいます。

 

運動する、話を聞いてもらう、深呼吸する、などは

コーピングの代表です。

 

初めてのことに取り組むとき

「絶対に失敗してはいけない」と考える人は

自分ではコントロールできない「結果」について

なんとかしようと考えているので

大きなストレスを感じます。

 

「とりあえずやってみて考えよう」と考える人は

結果についてはニュートラルな状態なので

それほど大きなストレスは感じません。

 

自分でコントロールできないことを

コントロールしようとするのは無理なことです。

 

自分でコントロールできるのは

今この時に最善を尽くすこと、ですね。

 

不安が頭をよぎったときは

自分が何に対して不安に感じているか?を

見つめてみましょう。

 

コントロールできないことに執着していませんか?

 

このように新しい考え方を自分に取り入れることも

コーピングの一つとしてとても有効なんです。

 

新しい考え方を取り入れるには

自分とは違う考え方の人と話すこと。

 

いつまでも元気でいる人の特徴は

何歳になっても新しいことに柔軟に取り組める人です。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学, 自分らしさ

不完全な自分だからいい

あの人はすぐに感情的になるよね。

というのは誉め言葉ではありませんね。

自分の感情を自分でどうにもできないために

周囲の人やものにぶつけてしまう人、

という評価でしょうか。

 

赤ちゃんは、まだしゃべれないときには

泣いて自分の意思を表現することしかできません。

 

泣けば周囲の人が自分のお世話をしてくれるので

感情をそのまま出せば

自分の思いどおりになる

と思います。

 

すぐに感情的になる人は

感情をぶつけることで他者を思い通りに

コントロールしようとしているのです。

 

人はコントロールされたくないと思うものですから

そういう人とは次第に距離を置くようになりますよね。

 

私たちは成長する過程で

「どうしたいのか言葉で言ってくれないとわからないよ」

といわれることで、自分の意思を言葉で伝達することを学びます。

 

ところが、

よく気がつく母親などは

子どもが自分で言う前に

先回りして世話を焼いたり、

態度から「察して」

子どもの希望を叶えたりします。

 

親が子を思う愛情に

正しいも間違いもないと思いますが、

親の最も重要な役割は

子どもが自立した人間となり

一人の人として

社会生活ができるようにすること

なのではないでしょうか。

 

いつまでも親が子どもの世話をし続けていたら

その子どもは、

自分の意思を自分の言葉で他者に伝えるという

トレーニングができないまま

社会へ出ていくことになります。

 

自分と違う価値観や考えを持っている人と

コミュニケーションをとるためには

自分の考えや意志を適切に相手に伝え、

相手の考えや意志を理解しようする

意思が必要です。

 

ところが、

違う価値観や考えの人とのコミュニケーションを

練習できていない人は

違うものを受け入れられずに

排除しようとする傾向が高まります。

 

すると、限られたコミュニティーでしか

人との関係性を築くことができなくなり

孤立していってしまいます。

 

不完全な自分を受け入れることで

適切に他者に依存することができ

他者にやさしくなれるのではないでしょうか。

 

不完全な自分を受け入れるとき

誰しも辛さや苦しさを味わうでしょう。

そんなとき、身近にいる親や友人が

「不完全なあなたでも大切な存在なんだよ」と

支えてくれるのか、

「そんなこともできないなんて最低だ」と

傷ついた心に追い打ちをかけるのか、

その差は天と地ほど大きいでしょう。

 

感情的になりやすい人は

自分の感情を自分で受け入れられていない人です。

 

心の成熟は

年齢とは関係なく、経験です。

 

今できていないのなら、

今から経験をすればいいのです。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学, 良い習慣を身につける

7つの致命的習慣

幸せな人間関係を築くために必要なことの一つが

自分が主体的に生きることであり

主体的なコミュニケーションをとることです。

 

ここでいう、「主体的な生き方」とは

自分がコントロールできないことは受け入れ

自分がコントロールできることに

エネルギーを注ぐという生き方とご理解くださいね。

 

「過去と相手は変えられない。変えられるのは自分と未来」

という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。

 

自分の今の現実を変えようと思ったら

自分自身が変わること、ですよね。

 

主体的なコミュニケーションができないとき、

私たちは人間関係を壊してしまう

致命的なコミュニケーションをしています。

 

ウィリアム・グラッサー博士は、それらを

7つの致命的習慣として提言しています。

 

  1. 批判する
  2. 責める
  3. 文句を言う
  4. 説教する
  5. 脅す
  6. 罰する
  7. 褒美でつる

 

逆説的に言えば、これらのコミュニケーションをしているとき、

私たちは「相手を変えよう」「相手を自分の思いどおりに動かそう」としているといえますね。

 

良い人間関係、幸せな人間関係を築きたいと願うなら

自分の生き方の姿勢と向き合うことが必要かもしれません。

 

私も今朝、お客様が見えるので同席するようにと

実家の両親からいわれていたのですが、

息子たちが結局来なくて、とてもイライラしていました。

 

そして、

「どうして来なかったの?」と責め、

不機嫌になっていました。(罰していますよね)

 

せっかく学んだ知識でも

実践しなければできるようにはなりません。

身をもって、そんなことを感じる事件でした。

 

イライラの感情は、別のことに意識を向けると収まります。

 

感情とは反応なので、長く続くものではない、

というのも、つい先日読んだ本で学んだところでした。

 

知っただけでは変わらないので

やはり、日々そのことを意識して

新しい習慣として身につけることが

大切なんだと、感じています。

 

がんばろう!私。

 

あなたもあなたらしくますます輝けますように。

 

心理学

幸せな人間関係の築き方

人の悩みの9割は人間関係に関すること、という統計があるくらい

私たちの幸せには人間関係が大きなウェイトを占めています。

 

私たちは自分の気分が良くなったり悪くなったりする原因を

出来事や、相手の問題だと捉えがちですが

それは本当にそうなのでしょうか?

 

「あの人が間違っているんです!」

「あの人がおかしいんです!」

「あの人が悪いんです!」

 

と相手のことを責めているとき

その裏側にある気持ちは

 

「私が正しいんだ!」

「私が普通なんだ!」

「私は良いことをしているんだ!」

 

と、自分を正当化しています。

 

でも、相手も、「自分は正しい」と考えて

生きているのですから、

 

「正しさ」を主張すると

そこには争いや戦い、勝ち負けが生まれます。

 

相手に自分の正しさを無理やり押し付けるか、

自分の正しさをガマンして、相手の正しさに従うか、

どちらかの選択肢しか無いような気持ちになり

その場は収まったとしても

長い目で見た時には幸せな人間関係にはならないのでは

ないでしょうか。

 

正しさの主張が招く最も悲しい出来事が戦争です。

 

「正しさ」の主張の裏には

何かをしたいと思う「欲求」があります。

 

欲求を満たすために自分を正当化しようとするから

正しさを主張しているのですね。

 

本来の目的は欲求を満たすことです。

 

だとすれば、欲求を満たす方法を検討することができる

コミュニケーションを取れればよいのではないでしょうか。

 

自分の感じる不安や心配を相手に解消してもらおうとして

相手の行動をコントロールしようとする。

それって赤ちゃんと同じですよね。

 

大人になるということは

自分のネガティブな感情に自分で向き合い

助けてもらいながらも自分で解決していけるように

なることではないかなと思います。

 

自分一人では解決できないから

人にも優しくなれるのではないでしょうか。

 

幸せな人間関係とは

自分の気持ちや欲求も大切にし、

相手の気持ちや欲求も大切にできる

そんな関係ではないでしょうか。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

心理学, 自分らしさ

自己肯定感をあげるコミュニケーション

自己肯定感を高めよう!と

よくいわれますよね。

 

“自己肯定感”とは、

自分の存在を肯定する気持ち。

ここにいていいと感じる気持ちです。

 

時々、自己肯定感を、

なにかができること、や

人と比べて優れていること、

自分をプラスに評価すること、

などと思っている方がいますが、

それは自己肯定感ではなく、

優越感です。

 

自己肯定感は、

自分の良いところもダメなところも

全部をひっくるめて

そのまま自分として受け入れている気持ちです。

 

できなくても大丈夫

嫌われても大丈夫

何があっても大丈夫。

 

この自己肯定感は、やはり子ども時代に

身近な人、特に親からどんな接し方をされていたか

が大きく影響します。

 

私たちのコミュニケーションの方法は

言葉によるコミュニケーションと

言葉以外の態度や表情などによる

コミュニケーションがあります。

 

言葉でも言葉以外でも

相手に対して投げかける行為を

心理学ではストロークといいます。

 

プラスのストロークは

話す、笑顔、ほほ笑む、認める、ほめる、共感する、頭をなでる、抱きしめるなど。

受け取った相手が、

大切にされている、

愛されている、

と感じるようなコミュニケーションです。

 

マイナスのストロークは

 

黙る、無視する、怒る、怒鳴る、否定する、拒否する、叩く、嫌みをいう、ため息をつくなど。

受け取った相手が、

大切にされていない、

嫌われている、

見捨てられた、

と感じるようなコミュニケーションです。

 

人は本来、プラスのストロークを求めるものですが、

ストロークがないことに耐えかねると

マイナスのストロークでもかまわないから

自分に関心を持ってもらおうとして

相手からストロークを引き出すための

行動をするようになるのです。

 

親にかまってもらいたくて非行に走るなどは

その典型的な例といえます。

 

人は、大切な人からのストロークを得るためには

どんなこともするのです。

 

コミュニケーションの基本的な方法は

ほとんどの人が親の方法を引き継いでいます。

 

これを世代連鎖といいます。

 

私たちが親からコミュニケーションを学んだように

親もまた、その親からコミュニケーションの仕方を学んでいるのです。

 

しかし、親と子であっても

別の人格であり、受け取り方は

違うのですね。

 

ここに、コミュニケーションの問題が発生する原因があるのです。

 

自己肯定感を育むコミュニケーションとは、

プラスのストロークをたくさん与えることです。

 

あなたのコミュニケーションは

どんなストロークを使っていますか?

 

今、自己肯定感があまりないと感じる人は、

まず、自分が自分に対して

プラスのストロークをたくさん投げかけてみてくださいね。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。