コミュニケーション, 心理学, 良い習慣を身につける

強みを引き出してチームを育てる方法

人が持っている資質を大きく分けると

 

リーダータイプ

サポータータイプ

ムードメーカータイプ

 

に分けられます。

もちろん、立場や相手との関係性によって

私たちは自分の中のそれらの資質を

上手に使い分けているものですが

得意・不得意はありますよね。

 

私たちは大人になるにしたがって

さまざまな役割をこなしながら

生きています。

 

役割の変化は誰にとっても

大きなストレス要因となります。

 

職場の変化や、仕事の変化、

後輩ができたり、上司が変わったり

 

変化の時に柔軟に対応するためには

自分自身の心を育てることと

周囲にいる人のサポートが大切なこと。

 

経営者や管理職、リーダーの方は

個性の違うチームのメンバーの強みを引き出し、

チームとして目標を達成することが

大きな課題の一つですよね。

 

適所適材で、得意な資質を活かし、

それぞれの個性を尊重し合えるような仲間がいたら、

毎日の仕事もやりがいをもって取り組めるでしょう。

 

ストレスを減らすために有効な方法を

「コーピング」といいます。

 

運動する、話を聞いてもらう、深呼吸する、などは

コーピングの代表です。

 

初めてのことに取り組むとき

「絶対に失敗してはいけない」と考える人は

自分ではコントロールできない「結果」について

なんとかしようと考えているので

大きなストレスを感じます。

 

「とりあえずやってみて考えよう」と考える人は

結果についてはニュートラルな状態なので

それほど大きなストレスは感じません。

 

自分でコントロールできないことを

コントロールしようとするのは無理なことです。

 

自分でコントロールできるのは

今この時に最善を尽くすこと、ですね。

 

不安が頭をよぎったときは

自分が何に対して不安に感じているか?を

見つめてみましょう。

 

コントロールできないことに執着していませんか?

 

このように新しい考え方を自分に取り入れることも

コーピングの一つとしてとても有効なんです。

 

新しい考え方を取り入れるには

自分とは違う考え方の人と話すこと。

 

いつまでも元気でいる人の特徴は

何歳になっても新しいことに柔軟に取り組める人です。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

ドッグイヤーからマウスイヤーへ

1990年代のIT革命以降、

私たちの生活の進化はこれまでに経験したことのないスピードで進み、

これからもそのスピードは速くなっていくのでしょうか。

 

科学の進歩が速すぎて

人間の心や能力が追いついていかないとも

いわれる今日この頃です。

 

ドッグイヤーとは、犬の時間は人間の約7倍のスピードで進むと考えられているところから

1年で7年の歳月が過ぎるように時代が変わるという意味で使われることがあります。

最近では、マウスイヤーともいわれ

こちらはなんと人間の18倍のスピードです。

1年でこれまでの18年分くらいの進化や変化が起きている。

 

10年ひと昔、といわれていたのに、

今は1年で18年が過ぎてしまうなんて・・・

 

世の中であたりまえ、当然、常識などと

思われていることが

ほんの数年で変わるということです。

 

「昔はこうだった」という過去の常識が、

ゆっくりと変わるのではなく、

猛スピードで変化しているのです。

 

パワハラ問題や不正問題が次々と明らかになっているのも

時代がもうそれらを認めない、排除するという世の中に

変わっていくことを示しているように思います。

 

急激な社会のパラダイムシフトが起きるとき、

これまでの常識が通用しなくなるとき、

私たちに必要なことは、

古い価値観やビジョンに縛られず、

新しい世界に適応していくことです。

 

エアコンを甘えだという年配の方もまだいらっしゃるようですが、

今年の猛暑では命が危険にさらされているのです。

異常気象はすでに異常ではなく、日常になりつつあります。

 

この環境で、どう適応して生きていくのか?を考えなければ、

過去がどうであったかをいくら力説しても仕方がないのです。

環境が変わってしまったのだから。

 

時代の変化に抗って、時代を逆行しようとするよりも

多様性を受け入れることで

新しい時代に適応していけるのではないでしょうか。

 

どちらか、ではなくどちらも。の世界を。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

パラダイムシフト

パラダイムとは、ある時代やグループの中で、多くの人が共有している、モノの見方や思考の枠組みのことを指しています。わかりやすくいえば、私たちが思っている「当たり前」や「普通は」、「常識では」などと信じていることです。

パラダイムシフトとは、その「あたりまえ」や「普通」、「常識」を覆すような新しいモノの見方や思考の枠組みに大きく変わることです。

世の中は常に変化し、文明は進化してきました。

コンピュータやスマートフォンの発明で、私たちの生活が大きく変化し、それに合わせてさらに変化と進化を続けています。

どこに行ってもスマホの画面にくぎ付けで、目の前の人と会話をしない光景は、昔の人が見たら奇妙なものでしょう。みえないバリアのようなもので自分を囲んでいるようにも感じます。

でも、私たちはこれから未来に向けて、コンピュータやスマートフォンのない世界に戻ることはないでしょう。一度手に入れたら、なかったことにはできないものです。

AIやロボットの進化により、ますます私たちがこれまでしてきた作業的な業務は、それらが代わりにしてくれることになり、人間に求められる業務は大きく変わっていくでしょう。働かざる者食うべからず、という古いパラダイムが変わるときは近いかもしれません。

それはイヤだと拒否したとしても、時代の流れを変えることはできません。

だから、私たちは、自分の才能や資質を活かした仕事や働き方を、一人一人が真剣に考えるときなのだと思います。

本当にしたいことができる時代になるのだと思います。

変化を恐れる気持ちは、脳の自然な反応です。私たちにはそれを乗り越えられる智慧があることを信じましょう。

私は変化に柔軟に対応できる。と毎日自分に言って聞かせましょう。

パラダイムシフトは過去から常に起きていることです。変わることがあたりまえなのだと心の準備ができていれば、恐れることはありません。

人生を大きく変えたいと本気で願うなら、自分の古いパラダイム(ものの見方や価値観)を手放して新しいパラダイムへと変えることです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。