心理学

ネガティブな感情とのつきあい方

日本では一般的にポジティブは「前向き、楽観的、プラス」、ネガティブは「後ろ向き、悲観的、マイナス」という意味で使われることが多いですね。

私たちの感情には「喜び、楽しみ、愛、幸せ、感謝」という感じた時に心地よい感情と、「悲しみ、苦しみ、困惑、憎悪、恐怖」などのどちらかというと感じた時に不快な感情があります。

感情には善悪はありませんから、それらを感じたときには否定しないことが大切です。

子どもの頃に、「泣いてはいけない」といわれた人は悲しみを感じても、我慢して悲しみを禁止してしまうことがあるかもしれません。でも、なぜ、悲しい気持ちを表現することがダメなのでしょう。

例えば、大切な人との別れは誰にとっても悲しい出来事です。悲しみをしっかり感じきることで、私たちはまた前を向いて歩き出せる力が湧いてくるものです。悲しいのに、悲しくないと無理をすれば、その悲しみはいつまでも自分の心に居続けることになり、心がつねに痛みを抱えたままの状態になってしまいます。

すると、別の場面でその痛みが反応し、思わぬトラブルの原因になることもあるかもしれません。

いつも同じパターンのトラブルを繰り返しているという人は、自分が我慢し禁止してきたネガティブ感情がその原因かもしれません。

小さな子は、感情表現が素直です。さっきまで泣いていた子が、すぐに元気に遊べるのは、その時の感情をしっかり感じきっているからなのです。感情は、感じきれば消えていくものなのです。

私たちの感情と思考は別のものです。感情に任せて反応していると、ときに不適切な行動をすることがあります。 私たちの行動の前には、思考があります。感情に任せて行動を起こすのではなく、冷静に行動を選択できるようになれば、感情に振りまわされるということはなくなります。

心理学ではアルバート・エリスのABCモデルが有名ですが、出来事と私たちの感情や思考の関係は以下のように考えられています。

出来事(A)➡ 思考(B) ➡ 感情や行動(C

これは、同じできごとでも、受け取る人の考え方によって、生まれる感情が違う、ということを表しています。

そして、この思考(考え方)に、独断的で偏った考え方と、柔軟で現実対応力の高い考え方があるのですが、前者を持っていると人は出来事についてネガティブに捉えがちで、生きづらさを感じやすくなるのです。

ネガティブな感情を感じたときは、そのもとになっている自分の思考(B)に注目してみましょう。あなたが持っている思考は、柔軟で現実対応力の高いものですか?

よくある思考のクセについてはサイトの無料プレゼントにもまとめてありますので、よろしければダウンロードしてご活用くださいね。

感情には善悪はありません。でも、いつもネガティブな感情を感じやすいとしたら、それは自分の思考のクセに原因があるのかもしれません。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

自分らしさ

言い訳をやめる

何かを始めたい、始めようとあなたが思うと、心の中では何が起きていますか?

「でも、今はまだ準備ができていない」「でも、お金がないし」「でも、時間がないし」「でも、もう若くないし」「でも、まだ若すぎるし」「でも、子どもが小さいから」「でも、親が反対(心配)するから」「でも、夫(妻)が反対するから」などとできない言い訳が浮かんでいませんか?

変化を好まない人間の脳の仕組みで、どんな人でも無意識に変化に対するブレーキのような感情が生まれます。もともと、チャレンジすることに積極的な人もいれば、慎重に進みたいと考える人もいて、そんな自分の資質を理解することも大切です。

自分に合わない考え方を無理にしようとすれば、どこか不自然になって生きづらくなるでしょう。

でも、無意識にブレーキをかけてしまう脳の仕組みがわかっていれば、変化を選択することもできるようになるものです。

何かを始めるのに早すぎることも遅すぎることもないのです。だって、始めなければ何も始まらないのですから。

完璧なタイミングが整うことは永遠に訪れません。今、成功している人々は、まず始めて、それから軌道修正しながら前進し、成功しているのです。

お金がない、時間がないというのも、具体的に計画を立てれば解決できることがほとんどです。ファイナンシャルプランナーに相談すれば、家計の見直しのポイントを教えてもらえますし、時間管理のスキルを身につければ、自分が本当にしたいことの時間を確保することは可能です。

ほとんどの人が、本当に自分が望むこと以外のことに多くのお金や時間を費やしているのです。

言い訳が浮かんだら、自分でその言い訳を検証してみましょう。それは本当に真実ですか?それを解決するために自分ができることは何ですか?

言い訳は、脳が無意識に起こす防衛反応と知っておきましょう。そして、自分自身が今後、その言い訳に従い続けるか、行動を起こすか、どちらの道を歩むのかを決断しましょう。

これまでと同じ行動をしている限り、同じ結果しか得られないのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

不平や不満が引き寄せるもの

私たちはつい、何か自分にとって良くない出来事が起きると、そのことに対して不平や不満を言いたくなります。

この数年で、すっかり「引き寄せ」ブームとなり、自分が出したエネルギーが自分に返ってくるということを意識している人は多いと思います。では、不平や不満を振りまいていると、それによって何が自分に引き寄せられると思いますか?

実際に、あなたの周りで不平や不満をよく言っている人が、幸せになっているように見えますか?

不平や不満は、被害者意識が生み出します。

理不尽と思える出来事や、不公平と感じるような扱いを受けることは、残念ながら日常でなくなることはないでしょう。

それは、自分の立場や視点で考えればそのように感じられるからです。相手にはそんなつもりのないことや、相手なりに事情があることがほとんどでしょう。

同じできごとでも、そのとらえ方や対応の仕方は人それぞれです。自分の成長に意識を向けていれば、どんな出来事からも何かを学ぼうとする姿勢でいられるでしょうし、よくないことに意識を向けて、不平不満を言い続けていれば、ずっと同じような出来事が繰り返し起きるのです。

意識を向けているものが拡大し、現実化するのが引き寄せの仕組みです。

何もかも我慢しましょう、ということではありません。起きている出来事に対して、自分にできる対策に目を向けよう、ということです。

ネガティブな感情やマイナス思考にとらわれていると、行動力がなくなります。行動しなければ、変化が起きないのでいつまでもその状態が続いていくのです。

自分の人生の舵をとるのは自分です。周囲の人や環境が変わることを期待して、舵をまかせていては、あなたの目的地にはなかなか到着できません。

あなたはどこに向かっていますか?あなたの目的地を決めるのはあなたです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

自分のストーリーを書き換える

私たちは思った通りの人間になる。という言葉を聞いたことがありますか?

以前は、潜在意識や自己啓発など少し怪しげな分野と思われがちだった心の世界も、時代の変化と科学の進歩により、私たち人間がもつ脳の仕組みとして、少しずつですが解明されつつあります。

「ブレイン・プログラミング」(アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ 著 市川芳江(訳))は日本でも2017年に発売され、世界中でペストセラーになりました。私たちの脳は、私たちが設定したストーリーを実現するために活動していることがすでに科学的に証明されています。

私たちは自分のストーリーの脚本家で、監督で、主演俳優です。

だから、もし、今のストーリーが気に入らないなら、別のストーリーに自分で書き換えればいいのです。

私たちには選択する力があります。

ところが、残念なことに、その力をうまく使いこなせない人も大勢いるのです。あなたは「人生を創るのは自分だ」と意識して生きていますか?

今の自分は、過去の自分の選択の結果です。

そして、未来の自分は過去の自分の延長ではなく、今の自分がつくり出すことを理解しましょう。過去がどうであったかや今がどうかは全く関係ないのです。

どんな状況にあっても、自分がどう振る舞うか、どう対応するかを決定できるのはあなた自身だということを思い出してください。あなたの右手を挙げられるのはあなたです。

それぞれの時代にそれぞれの価値観や常識が存在します。生活設計のモデルケースが存在し、そこから外れる生き方を非難したり、批判したりするような風潮もありました。

私たちは一人一人が違う存在です。違うからこそ、助け合い、支え合って社会が成立するのです。それなのに、画一的な生き方や在り方を強制するのは不自然なことだと思いませんか。

自分のストーリーは自分だけのもの。あなたが望むように書き換えることができます。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

ブログの内容を録音してみました。ご感想を送っていただければとっても嬉しいです。

自分らしさ

なりたい自分になる方法

40代、50代の女性が今、これからの人生について転機を迎えているように感じています。

子どもが成長し、親を見送り、自分のための時間が持てるようになったのに、自分が何をしていいのかわかならい、という人も少なくないようです。

誰かの価値観や信念に合わせて生きることがあたりまえと教育されてきた人にとっては、突然、自分の好きにしていいんだよと言われても、戸惑ってしまうのは当然かもしれません。

憧れる人はいるけれど、すぐに「でも、自分にはムリ」「あの人は特別」とあきらめてしまうのは、実はこれまでに繰り返してきた思考のクセなのです。

私たち人間の脳は、自分の中にないものを見ることができません。

知らないものは存在しないのと同じなのです。

だとすれば、見えるものは自分の中にあるもの。

憧れる人に見ているその資質は、自分の中にあるからこそ、私たちは憧れの気持ちを抱けるのです。

それなのに、すぐにそれを否定してしまうのはなぜでしょう。

私たちの言葉や思考はそれを現実化する力があります。

できないと思えばできないし、できると思えばできるのです。

 

ドリームキラーの話を覚えていますか?

繰り返しドリームキラーのいうことを聞いていれば、それが現実になってしまいます。

 

今日から、「私にはムリ」「できない」「苦手」というのをやめてみましょう。

その代わりに、「いいなと思ったら自分もなれる!」と言ってみてください。

脳はコンピュータのように、上書きできるのです。

 

なりたい自分になるためには、自分がなれると信じること。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

今日も読んでいただきありがとうございます。

自分らしさ

心の整え方

心、整っていますか?

情報があふれる現代。心が穏やかで落ち着いていれば、自分の最高のパフォーマンスが発揮できますが、そうでなければ、力を発揮できないものですよね。

生きている中で、様々な外部からの情報を取り入れながら、私たちのマインドセット、信念や価値観、思い込みはつくられています。

それはあまりにも自然につくられるので、ほとんど無意識につくられるといっても過言ではありません。

学校でもそんなことは教えてくれませんから。

情報が氾濫する世の中では、余程意識的にならなければ、自分にとって本当に必要で、良質な情報だけを取り入れることは不可能でしょう。

自然の中に行くと、心がスッキリするという経験をしたことはありませんか?

自然には、私たちの心を浄化するパワーがあるといわれます。それは、自然のエネルギーや波動が、私たちの本来の自然な自分と共鳴し、歪みや偏りを調整してくれるおかげかもしれません。

心を整えたいと思ったら、自然の中へ行ってみましょう。
静かに自分を受け入れてくれる風や木々の声に耳をすませると、自分の心の声も聞こえてくるかもしれません。

自然の中に行く時間がない方は、個人セッションで話してみてください。(笑)
話すと心と頭の中にあるモヤモヤが放せます。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。
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コミュニケーション, 心理学, 数秘術, 潜在意識, 自分らしさ

自分の知らない自分を知る方法

私たちが「自分」と思っている自分は、どこまで本当の自分でしょう。

心理学を学んだ方は、ジョハリの窓をご存知の方も多いと思います。

「開放の窓」が広がるほどに、自分のセルフイメージと他人から見られるあなたのイメージが一致していて、生きやすいといわれます。私たちは、「自分」であるにもかかわらず、気づいていない部分があるのですね。

 

そんな「自分」のことなのに「まだ知らない自分」を知るツールとして、「数秘術」や「占星術」を活用できれば、と思っています。

日本の占い市場は1兆円を超えているのですが、それでも「占い」というと、怪しいとか、信用できないと思う人も多いですよね。

でも、「数秘術」は「数秘学」、「占星術」は「占星学」という学問として古代より研究されてきたもので、どちらも統計学、心理学、天文学、哲学、科学が融合された究極の人間学なのです。それを、人生に活用するための「術」として受け継がれたものが現代の数秘術と占星術なのです。

コンピュータやインターネットが発明されるまで、これらの統計学は人の手によって計算され、研究される学問でした。そのため、王や権威者など一部の人だけがこれらの智慧を活用し、国を治め、発展させてきました。

当たった、当たらない、と一喜一憂したり、運勢だけに頼るような使い方ではなく、人生をより豊かに自由に生きるヒントとするために、自分の人生の舵を自分がとるために、これらは活用されていたのです。

そして今、私たちは情報社会、インターネット社会になり、いつでもだれでもこれらの知識を学べるようになりました。

自分自身の未知の窓を開くきっかけになるように、迷った時の人生の羅針盤として、活用していただきたいと考えています。

まだまだ私は勉強途中ですが、これからも学びを深め、自分自身もお客様も豊かで幸せな人生を送るために、活用していきたいのです。

数秘術も占星術も私たちの「生まれた日」から

  • 生まれ持った資質(性格・思考・感情・クセなど)
  • 得意なこと・強み・魅力・才能
  • 苦手なこと・弱み・コンプレックス・課題
  • 好きなこと
  • 嫌いなこと
  • 人間関係のこと(家族・恋人・友人・職場・お客様など)
  • 恋愛のこと
  • 仕事のこと
  • お金のこと

などを読み解きます。

心理学では「自己受容と他者受容は正比例する」といわれます。

自分のことを受け入れられた分だけ、相手のことも受け入れられるという意味ですね。

 

自分らしく幸せな人生を送りたいと願うなら、まずは自分自身をよく知ることです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

我思う、ゆえに我あり

我思う、ゆえに我あり。とは哲学者デカルトの言葉。

人間は考える葦である。とは哲学者パスカルの言葉。

私たちは、考えることで自分らしさと自分の世界を創造しています。

科学の進歩と技術の発展により、私たちの住んでいる地球はこの100年でこれまでにないスピードで変化をしています。
この変化のスピードはインターネット社会でさらに進んでいくでしょう。

情報を制する者がすべてを制す。といわれるように、私たちが成功するためにはこれまで以上に「情報」が重要になると感じています。
日々、あふれる情報の中から、自分に必要な情報を取捨選択する力が、これからの時代を生きる私たちには欠かせないものになるでしょう。

脳は、人間の体重のたった2~3%の重さですが、エネルギーの25%を使う器官です。
常に情報を蓄積しながら、処理しているため、外からの情報を常に受け入れ続けていれば、それだけエネルギーを消費しているのです。

疲れが取れない、というのは、身体からのシグナルです。
生活の中で、脳を休める時間を意識的に確保しなければ、いずれ大きな代償を支払うことになるでしょう。

私たちの五感、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚は常に外部の変化を察知して脳に信号を送ります。
脳を休めるとは、これらの五感を休ませて(つまり、眠って)、外部の情報を遮断することです。
その間に、脳は情報を整理しているのです。休めるといっても、実は休んでいないのです。

見ないテレビをつけっぱなしにしたり、目的もなくネットサーフィンをしたり、動画を見続けたりしていれば、脳にはそれらの情報がとめどなく流れ込み、処理をし続けなければならないのです。

同じ内容の悲惨なニュースを何度も見ることが、あなたの人生に豊かさや幸せをもたらすでしょうか?
誰かの間違いを批判し続けることが、幸せな社会につながるでしょうか?

物が増え、生活が便利になるのと引換えに、心の豊かさが失われたともいわれて久しいです。
だからこそ、今、心のことに興味を持つ人が増えているのかもしれませんね。

脳の仕組みはまだまだ未解明の部分も多いのですが、以前に比べればいろいろなことがわかってきました。
「引き寄せ」も科学的に説明できる時代になっています。
仕組みを知り、願望達成できる脳の使い方をすれば、自分らしく幸せな人生を送る一歩が始まります。

知識を知恵に。
あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

ネガティブとのポジティブなつきあい方

人生で成功するためにはポジティブ思考が大切。といわれています。

このメッセージだけが広まると、なんだかネガティブは不要なもの、いけないもののように感じてしまう人も多いかもしれません。

ついネガティブになった自分を、すぐに責めたりしていませんか?

 

ネガティブな感情と思考を分けて考えてみましょう。

 

私たちは、常にバランスを取って生きています。

コインに表と裏があるように、光と影がセットなように、オセロが白と黒であるように、どちらもあって成立しています。

ポジティブを辞書で調べると、「肯定」「前向きな、積極的な、楽天的な、建設的な」や「(電極の)陽」「(数学の)正(プラス)」などとあります。

ネガティブは、「否定」「後ろ向きな、否定的な、悲観的な」や「(電極の)陰」「(数学の)負(マイナス)」などとあります。

日本では一般的にポジティブは「前向き、楽観的、プラス」、ネガティブは「後ろ向き、悲観的、マイナス」という意味で使われることが多いですね。

さて、あなたは自分自身がどちらのタイプだと感じていますか?

 

ポジティブ思考やネガティブ思考といわれる思考のタイプは、生まれ持った資質もありますが、生まれてからの環境によっても大きな影響を受けています。

親や周囲の人の言動によって繰り返されるパターンを学び、それを自分自身の思考のクセとして成長していくのです。

もちろん、それで、自分らしく幸せな人生を送れている人は問題ありませんが、生きづらさを感じながら生きている人も少なくないのです。

ネガティブ思考の代表「どうせ無理」「うまくいかなかったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」という思考は、過去の失敗の経験を思い出して不安になったり、まだ起きていない未来を悲観して不安になったときの思考です。

過去のできごとはあくまでも過去のこと。今回も同じ結果になると決まっているわけではありませんね。

未来に考えられる最悪の状況に対しては、今できる対策を行えば、不安は減少できるでしょう。

漠然とした思いが不安感を大きくしているので、実体のない不安であることに気づくと建設的な対応ができるようになります。

では、ネガティブな感情はどうでしょう。

私たちの感情には「喜び、楽しみ、愛、幸せ、感謝」という心地よい感情と、「悲しみ、苦しみ、困惑、憎悪、恐怖」などのどちらかというと不快な感情があります。

感情には善悪はありませんから、それらを感じたときには否定しないことが大切です。

子どもの頃に、「泣いちゃダメ」といわれた人は悲しみを感じても、我慢してしまうことがあるかもしれませんね。でも、なぜ、悲しい気持ちを表現することがダメなのでしょう。

大切な人との別れは誰にとっても悲しい出来事です。悲しみをしっかり感じきることで、私たちはまた前を向いて歩き出せる力が湧いてくるものです。悲しいのに、悲しくないと無理をすれば、その悲しみはいつまでも自分の心に居続けることになり、心がつねに痛みを抱えたままの状態になってしまいます。

すると、別の場面でその痛みが反応し、思わぬトラブルの原因になることもあるかもしれません。

いつも同じパターンのトラブルを繰り返しているという人は、自分が我慢してきた悲しみが原因かもしれません。

 

私たちの潜在意識は、常に自分を守ることを最優先にしています。それが正しいか間違っているかは判断基準にありません。

今、あなたが身につけている思考のクセも、幼いころのあなたを守るために必要だったから身についたものなのです。

ただ、もう大人になったあなたにとっては、不要な思考のクセかもしれませんよね。あなたが望む人生を送るために必要な新しい思考の習慣を手に入れるときが来たのかもしれません。

 

今日のまとめ

  • ネガティブな感情は期限を決めて感じきる。
  • ネガティブな思考のクセは今の自分に不要であれば新しい思考のクセを習慣化する。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学, 潜在意識, 自分らしさ

ドリームサポーターになろう

6月になりました。月が変わると気分が変わりませんか?

今月は数秘術でみるとサイクル「8」の月。5月は休息の月で自分と向き合う時間が多かったという人も多いのではないでしょうか。今月はそこで出た自分なりの答えに自信を持って、行動してみましょう。

運気の波にのる秘訣は「行動」ですよ。

 

子どもの頃の夢を覚えていますか?

大きくなったら何になりたい?と聞かれて、憧れの職業を想うと、心がワクワクしませんでしたか?

 

その夢を応援してくれた「ドリームサポーター」はいましたか?

 

大人になった今、あなたの夢は何ですか?

 

私たちの夢や目標は、叶えられるからこそその人のイメージに浮かぶのです。

ところが、多くの人が夢を叶えられずに諦めてしまうのも事実です。

「ドリームキラー」という言葉をご存知の方も多いと思います。

「ドリームキラー」とは直訳すると夢を壊す存在です。多くの場合は本人にそのような意識はなく、相手のことを大切に思って言う言葉が、結果的に相手の夢を壊してしまうという現象を引き起こしています。

悪意がないので、気づきにくいのです。

その夢を達成したことのない人に相談すれば、

「そんなのムリに決まってる」

「もっと現実を見なさい」

「リスクが大きすぎるだろう」

などと、否定的な言葉をいわれ、自信をなくしてしまうものです。

 

残念ながら、ドリームキラーは自分の中にも存在していて、過去の経験から勝手に未来を決めつけていたり、どうせ自分には無理だろうと行動をやめてしまうこともあります。

意識していなければ、これらの思考は私たちの習慣として無意識に行われるようになり、その結果、夢を持てない、何をしたいかわからない、という状態になってしまうのではないでしょうか。

 

以前、コンサルティングの先生に「世の中には励ます人と励まされる人の2種類の人がいる。どちらになるか、自分が決めることが大切だよ」と教わりました。

それからは、自分は「励ませる人」「ドリームサポーター」であろうと決意しています。

未来を決めるとその未来に向かって私たちの潜在意識は最適な方法を見つけ出すのですから。

まずは自分の中に、自分を励ます自分を育てましょう。

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

ドリームキラーに関する過去の記事はこちら

ドリームキラーに気をつけて

https://ameblo.jp/motivator8/entry-12313867240.html

https://ameblo.jp/motivator8/entry-12226843877.html