良い習慣を身につける

桃太郎はヒーローなのか?

私たちの思考は、無意識に習慣化されています。信じている常識や価値観も、多くの人は無意識に身につけています。無意識だから、自分ではなかなか気づけないものなのです。

これからの人生を自分らしく創造するためには、今の自分のマインドセット、信念や価値観について知ることが欠かせません。自分が無意識に身につけているマインドセットに気づくためには、自分の感情をよく観察することです。

私たちの感情は、私たちの無意識のマインドセットをとおして脳内でできごとを評価・判断した結果、生まれているものです。

「好き、快い」と感じたできごとは、私たちが良いことだと設定していることで、「嫌だ、不快だ」と感じるできごとは、それらを良くないこと、ダメなことだと設定していることである場合が多いのです。

では、その設定は本当に本当に本当のことでしょうか?

世の中は、事実は一つでも、真実は人それぞれだといわれるように、立場や見方が変わるとその出来事は正反対の意味になることもあります。

例えば、桃太郎は村人を救ったヒーローですが、退治された鬼の子からみたら、親の仇だったりするわけです。

幸せな人生を送るためには、楽観的にものごとを捉えましょうといわれます。楽観的である方が、未来への前進のエネルギーがわいてくるので、それは間違いではありません。また、意識を向けたことが拡大するので、悲観的な将来をイメージすると、実際にそうなりやすいことも事実です。

無意識に身についている思考の習慣に気づき、自分の望む未来を創造するために、できごとに反応するのではなく、意識的に思考を選択する習慣を身につけましょう。

「私はどんな思い込みをしているだろう?」

「他にどんな考え方ができるだろう?」

「このことから、私は何を学べるだろう?」

これらの質問が、あなたのマインドセットを知る手がかりになるはずです。幸せな人生のためのマインドセットは、自分で選択し、新たに習慣化すれば、上書きできるのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学

リフレーミングで良い面を見つける習慣をつけよう

ものごとには必ず2つ以上の多面性があります。見方を変えるとよく見えたり、悪く見えたりするのです。

それは、見る立場によってだったり、見る角度によってだったり、見る気分によってだったりと、いろいろな要因で変わります。

例えば、紙を丸く筒状にして立てて置いてみた時、真上から見れば丸く見えます。でも、少し離れた場所から見ると、長方形に見えます。

リフレーミングとは、心理学の用語でものごとの見方や解釈を変えてみることで、柔軟な思考ができるようにする技法です。

ものごとの良い面に焦点を当てている人を楽観主義といい、悪い面に焦点を当てている人を悲観主義といいます。同じできごとが起きていても、何に焦点を当てるかによって、その後の行動や選択が変わり、人生が変わるのです。

そして、重要なことは、私たちが何に焦点を当てるかは、私たち自身に決められるということです。

リフレーミングを練習すると、ものごとを多方向から見たり、考えたりできるようになるため、自分の選択肢が増え、より適切な選択をできるようになるのです。

では、ここで、練習してみましょう。私たちがネガティブにとらえやすい以下の性格を、プラスの言葉で言い換えてみましょう。ただし、○○でない、という否定的な表現は使わず、聞いたときにポジティブな気持ちがする言い方を見つけてみてくださいね。

1.      暗い

2.      飽きっぽい

3.      空気が読めない

リフレーミングするときは、こんな質問が効果的です。

「他にどんないい方ができるかな?」

「これを良く言うと何と言えるかな?」

例を私なりにリフレーミングすると、

1.落ち着きがある、冷静 

2.好奇心が旺盛、行動力がある 

3.自分のペースを大切にできる、自分に正直

という感じでしょうか。これが正解ということではなく、みなさんなりにプラスの言い方を考えてみてくださいね。

意識を向けたものが拡大することを、常に覚えておきましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ, 良い習慣を身につける

感謝の気持ちを表現する

今、あなたがあなたの人生で持っているものを書き出してみましょう。それらに感謝すれば、あなたは感謝したいことをもっともっと引き寄せることができます。

意識を向けたものが拡大するという法則どおり、自分に「ある」ものに意識を向け、感謝している人には、さらにそれらが拡大し、「ない」ものに意識を向け、不満を抱いている人には、さらにその状態が拡大します。

ありがたい、と感謝の気持ちを感じるとき、私たちの脳内では幸せホルモンと呼ばれる脳内物質(ドーパミンやセロトニン)が発生し、自尊心が高まり、心身を安定させる効果があります。

毎日食事が食べられて、お風呂に入れて、ベッドで眠れること。仕事があり、収入をえられること。健康で、好きなことができる環境にいること。家族が元気で暮らしていること。命があること。

どんな些細なことでも、私たちが感謝できる対象はたくさんあります。それに気づいて感謝の気持ちを表現する習慣を身につけましょう。

人間は、自分がしたことは覚えていても、してもらったことは忘れやすいものです。今の生活が成り立つために、どれほど多くの人の力が必要だったかを考えてみるだけでも、自然と感謝の気持ちが沸き上がってくるかもしれません。日常生活で当たり前に使っている様々な製品は、誰かがそれを開発し、誰かが製作し、誰かが販売し、使わせてもらっているのです。

あなたは、誰かに何かをしてもらったとき、「すみません」と謝っていませんか?

  • ドアを抑えて待ってもらった時
  • 落とし物を拾ってもらった時
  • 道を譲ってもらった時

できれば今日からは「ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

謝る言葉は目線が下に向きがちです。でも、お礼の言葉を伝えるときは、顔を上げて、相手の目を見て伝えます。より、心のこもったコミュニケーションが取れるのではないかと思います。

「知足」という禅語があります。向上心は大切ですが、足るを知ること、今与えられているものに満足し感謝する気持ちが心の余裕を生み、心身を安定させるのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

パラダイムシフト

パラダイムとは、ある時代やグループの中で、多くの人が共有している、モノの見方や思考の枠組みのことを指しています。わかりやすくいえば、私たちが思っている「当たり前」や「普通は」、「常識では」などと信じていることです。

パラダイムシフトとは、その「あたりまえ」や「普通」、「常識」を覆すような新しいモノの見方や思考の枠組みに大きく変わることです。

世の中は常に変化し、文明は進化してきました。

コンピュータやスマートフォンの発明で、私たちの生活が大きく変化し、それに合わせてさらに変化と進化を続けています。

どこに行ってもスマホの画面にくぎ付けで、目の前の人と会話をしない光景は、昔の人が見たら奇妙なものでしょう。みえないバリアのようなもので自分を囲んでいるようにも感じます。

でも、私たちはこれから未来に向けて、コンピュータやスマートフォンのない世界に戻ることはないでしょう。一度手に入れたら、なかったことにはできないものです。

AIやロボットの進化により、ますます私たちがこれまでしてきた作業的な業務は、それらが代わりにしてくれることになり、人間に求められる業務は大きく変わっていくでしょう。働かざる者食うべからず、という古いパラダイムが変わるときは近いかもしれません。

それはイヤだと拒否したとしても、時代の流れを変えることはできません。

だから、私たちは、自分の才能や資質を活かした仕事や働き方を、一人一人が真剣に考えるときなのだと思います。

本当にしたいことができる時代になるのだと思います。

変化を恐れる気持ちは、脳の自然な反応です。私たちにはそれを乗り越えられる智慧があることを信じましょう。

私は変化に柔軟に対応できる。と毎日自分に言って聞かせましょう。

パラダイムシフトは過去から常に起きていることです。変わることがあたりまえなのだと心の準備ができていれば、恐れることはありません。

人生を大きく変えたいと本気で願うなら、自分の古いパラダイム(ものの見方や価値観)を手放して新しいパラダイムへと変えることです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

ポジティブな思考に変換する方法

「思考」が私たちの感情を生み出していることは理解できましたか?人生を変えるには思考を変えること、という法則を使って望む人生を生きることを決意しましょう。

「あなたができると思おうと、できないと思おうと、どちらも正しい」とヘンリー・フォードは言いました。

有名な「7つの習慣」でも出てくるように、“言葉が『自己達成予言』になる”のです。私たちには、もれなく自己達成予言の能力が備わっていて、自分が自分に言うこと(セルフトーク)は、何よりも強力に自分の未来へ影響を与えていることに気づきましょう。

ž   私は数学が苦手です

ž   私は料理が下手です

ž   私は歌が苦手です

ž   私はコミュニケーションが苦手

ž   私はパソコンができない

ž   私は頭が悪い

ž   私はついていない

ž   私は片付けができない

ž   私は要領が悪い

ž   私は地図が読めない

あれが苦手だ、これはできない、私は無能だ、私はできないなどと言えば言うほど、あなたはあなた自身をそうなるようにプログラミングしているのです。そういう未来の自分を予言しているのです。それはあなたが望む未来でしょうか?

これまでに何十年も続けてきた思考の習慣は、潜在意識の深い部分まで浸透しているので、一時的な変化ではダイエットのリバウンドのように元に戻りがちです。

だから、コーチやカウンセラーというプロの継続的なサポートが必要なのです。

思考は言葉を使ってします。言葉には言霊(ことだま)といわれるようにエネルギーがあり、言葉はこだまとして、自分の発した言葉が自分に返ってくるものです。

ネガティブな思考とは、ものごとを後ろ向きに、悲観的に、マイナスに捉える思考です。ポジティブな思考とは、ものごとを前向きに、楽観的に、プラスに捉える思考です。

ものごとには常に、表と裏、良い面と良くない面、プラスとマイナスなどが存在します。必ず、多面性があるものです。つまり、いろいろあるものの、どこに焦点をあてるかによって、捉え方が変わる、ということに気づきましょう。

夏至といえば、北半球にある日本では昼が一番長く、夜が一番短い日です。しかし、南半球の国では、夏至の日は昼が一番短く、夜が一番長い日です。

グラスの水をみて、まだ半分ある!と喜ぶ場面もあれば、もう半分しかない、と不安になる場面もあります。この場合、事実はグラスに水が半分あることです。

どちらが正解か、ということではなく、どちらもそうだという事実があるだけなのです。

ポジティブな思考とは、現実をあるがままに見て、それを受け入れ、最大限に生かすことです。

何かができない、苦手、という事実は、その瞬間には事実かもしれません。しかし、私たちには学ぶ力や成長する力があるのですから、「できない」「苦手」と言って、できるように取り組んでみることを放棄してはもったいないのではないでしょうか。

自分についてネガティブな思考が浮かんだら、「必ずうまくいく」とポジティブな思考に上書きしましょう。

「いい意味で考えれば」「良く言えば」という枕詞を使うと、自然にものごとの良い面を探す癖がつきます。自分に都合よく考えて生きればいいのではないかと思っています。

ネガティブな思考が浮かんだら、「このことをポジティブに捉えたらどんな考え方ができるだろう?」と自問してみましょう。どんなできごとも、自分の成長につながるものであり、必要で最善のタイミングで起きているのだと考えてみませんか。

自分はものごとのどの面を見ているのか、意識してみましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学

ネガティブな感情とのつきあい方

日本では一般的にポジティブは「前向き、楽観的、プラス」、ネガティブは「後ろ向き、悲観的、マイナス」という意味で使われることが多いですね。

私たちの感情には「喜び、楽しみ、愛、幸せ、感謝」という感じた時に心地よい感情と、「悲しみ、苦しみ、困惑、憎悪、恐怖」などのどちらかというと感じた時に不快な感情があります。

感情には善悪はありませんから、それらを感じたときには否定しないことが大切です。

子どもの頃に、「泣いてはいけない」といわれた人は悲しみを感じても、我慢して悲しみを禁止してしまうことがあるかもしれません。でも、なぜ、悲しい気持ちを表現することがダメなのでしょう。

例えば、大切な人との別れは誰にとっても悲しい出来事です。悲しみをしっかり感じきることで、私たちはまた前を向いて歩き出せる力が湧いてくるものです。悲しいのに、悲しくないと無理をすれば、その悲しみはいつまでも自分の心に居続けることになり、心がつねに痛みを抱えたままの状態になってしまいます。

すると、別の場面でその痛みが反応し、思わぬトラブルの原因になることもあるかもしれません。

いつも同じパターンのトラブルを繰り返しているという人は、自分が我慢し禁止してきたネガティブ感情がその原因かもしれません。

小さな子は、感情表現が素直です。さっきまで泣いていた子が、すぐに元気に遊べるのは、その時の感情をしっかり感じきっているからなのです。感情は、感じきれば消えていくものなのです。

私たちの感情と思考は別のものです。感情に任せて反応していると、ときに不適切な行動をすることがあります。 私たちの行動の前には、思考があります。感情に任せて行動を起こすのではなく、冷静に行動を選択できるようになれば、感情に振りまわされるということはなくなります。

心理学ではアルバート・エリスのABCモデルが有名ですが、出来事と私たちの感情や思考の関係は以下のように考えられています。

出来事(A)➡ 思考(B) ➡ 感情や行動(C

これは、同じできごとでも、受け取る人の考え方によって、生まれる感情が違う、ということを表しています。

そして、この思考(考え方)に、独断的で偏った考え方と、柔軟で現実対応力の高い考え方があるのですが、前者を持っていると人は出来事についてネガティブに捉えがちで、生きづらさを感じやすくなるのです。

ネガティブな感情を感じたときは、そのもとになっている自分の思考(B)に注目してみましょう。あなたが持っている思考は、柔軟で現実対応力の高いものですか?

よくある思考のクセについてはサイトの無料プレゼントにもまとめてありますので、よろしければダウンロードしてご活用くださいね。

感情には善悪はありません。でも、いつもネガティブな感情を感じやすいとしたら、それは自分の思考のクセに原因があるのかもしれません。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

 

自分らしさ

言い訳をやめる

何かを始めたい、始めようとあなたが思うと、心の中では何が起きていますか?

「でも、今はまだ準備ができていない」「でも、お金がないし」「でも、時間がないし」「でも、もう若くないし」「でも、まだ若すぎるし」「でも、子どもが小さいから」「でも、親が反対(心配)するから」「でも、夫(妻)が反対するから」などとできない言い訳が浮かんでいませんか?

変化を好まない人間の脳の仕組みで、どんな人でも無意識に変化に対するブレーキのような感情が生まれます。もともと、チャレンジすることに積極的な人もいれば、慎重に進みたいと考える人もいて、そんな自分の資質を理解することも大切です。

自分に合わない考え方を無理にしようとすれば、どこか不自然になって生きづらくなるでしょう。

でも、無意識にブレーキをかけてしまう脳の仕組みがわかっていれば、変化を選択することもできるようになるものです。

何かを始めるのに早すぎることも遅すぎることもないのです。だって、始めなければ何も始まらないのですから。

完璧なタイミングが整うことは永遠に訪れません。今、成功している人々は、まず始めて、それから軌道修正しながら前進し、成功しているのです。

お金がない、時間がないというのも、具体的に計画を立てれば解決できることがほとんどです。ファイナンシャルプランナーに相談すれば、家計の見直しのポイントを教えてもらえますし、時間管理のスキルを身につければ、自分が本当にしたいことの時間を確保することは可能です。

ほとんどの人が、本当に自分が望むこと以外のことに多くのお金や時間を費やしているのです。

言い訳が浮かんだら、自分でその言い訳を検証してみましょう。それは本当に真実ですか?それを解決するために自分ができることは何ですか?

言い訳は、脳が無意識に起こす防衛反応と知っておきましょう。そして、自分自身が今後、その言い訳に従い続けるか、行動を起こすか、どちらの道を歩むのかを決断しましょう。

これまでと同じ行動をしている限り、同じ結果しか得られないのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

不平や不満が引き寄せるもの

私たちはつい、何か自分にとって良くない出来事が起きると、そのことに対して不平や不満を言いたくなります。

この数年で、すっかり「引き寄せ」ブームとなり、自分が出したエネルギーが自分に返ってくるということを意識している人は多いと思います。では、不平や不満を振りまいていると、それによって何が自分に引き寄せられると思いますか?

実際に、あなたの周りで不平や不満をよく言っている人が、幸せになっているように見えますか?

不平や不満は、被害者意識が生み出します。

理不尽と思える出来事や、不公平と感じるような扱いを受けることは、残念ながら日常でなくなることはないでしょう。

それは、自分の立場や視点で考えればそのように感じられるからです。相手にはそんなつもりのないことや、相手なりに事情があることがほとんどでしょう。

同じできごとでも、そのとらえ方や対応の仕方は人それぞれです。自分の成長に意識を向けていれば、どんな出来事からも何かを学ぼうとする姿勢でいられるでしょうし、よくないことに意識を向けて、不平不満を言い続けていれば、ずっと同じような出来事が繰り返し起きるのです。

意識を向けているものが拡大し、現実化するのが引き寄せの仕組みです。

何もかも我慢しましょう、ということではありません。起きている出来事に対して、自分にできる対策に目を向けよう、ということです。

ネガティブな感情やマイナス思考にとらわれていると、行動力がなくなります。行動しなければ、変化が起きないのでいつまでもその状態が続いていくのです。

自分の人生の舵をとるのは自分です。周囲の人や環境が変わることを期待して、舵をまかせていては、あなたの目的地にはなかなか到着できません。

あなたはどこに向かっていますか?あなたの目的地を決めるのはあなたです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

習慣を変えて人生を変える

インドのマハトマ・ガンジーは、

“信念が変われば思考も変わる。

思考が変われば言葉も変わる。

言葉が変われば行動も習慣も変わる。

行動と習慣が変われば人格も変わる。

人格が変われば運命も変わる。“

といいました。

私たちの人生は日々の積み重ねですから、

自分が何をするかによってつくられるのが人生です。

今と違う結果が欲しければ、今までと違う行動をすること。

ガンジーの言葉に学べば、行動(習慣)を変えようと思うならば、

まずは自分の信念、マインドセットを知ることが最初のステップなのです。

すでに身についている習慣は、ほとんどの場合、

意識しないで繰り返した結果、

身についているものです。

親にいわれたこと、周囲に同調したこと、楽なこと、

安心や快感を感じることなどです。

それが自分にとって役に立つか、必要かという判断はありません。

 

私たちの脳には恒常性(ホメオスタシス)という

同じ状態を保とうとする性質があり、

今の状態を続けようとするエネルギーが働きます。

慣性の法則も同じですね。

動いているものは動き続けようとし、

止まっているものは止まり続けるのです。

 

コンフォートゾーンと呼ばれる、自分にとって快適な範囲から

出るような状況に遭遇すると、不安と恐怖を感じ、

それらを避けようとする本能が働くのです。

まずはその仕組みを理解したうえで、

習慣を変えることに取り組む必要があります。

 

私たちの脳はコンピュータのような仕組みであり、

プログラムされたように動きます。

そのプログラムがマインドセットとなり、私たちの人生をつくるのです。

 

私たちは世の中の被害者ではありません。

どんな環境であっても、どんな出来事が起きても、

常に主体性をもって自分の意思で人生を選択することができるのです。

 

幸せに成功するためのマインドセットを整えましょう。

あなたは、自分の思いどおりの人生をつくる力を持っているのです。

今しているあなたにふさわしくない習慣は何ですか?

それに代わるあなたにふさわしい新しい習慣を10個書き出してみましょう。

【おススメの習慣の例】

  • 週に3回運動する
  • 家族と毎日対話する
  • 1日15分自分と向き合いノートを書く
  • 毎日感謝の気持ちを伝える
  • 自分の目標を宣言する
  • リラックスする時間を持つ など

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ

気づきの力を身につける

私たちの行動は95%が習慣です。習慣とは、何度も繰り返し行うことで身につき、ほとんど意識しないでしている行動です。

私たちが幸せと成功を手に入れるためには、そのために役に立つ行動をする必要があります。ところが、顕在意識と潜在意識の割合は約1:9。私たちがどんなに意識して行動しているつもりでも、その9倍のエネルギーでこれまでの習慣を続けようとしているのです。

気づきの力とは、自分の行動や思考に「意識的」になる力のことです。普段、何気なくしている自分の行動を記録してみましょう。

小さなノートを日々持ち歩き、15分単位で行動を観察し、記録するのです。スマホのアプリでもタイムログを記録するものがあるので利用してみるのもよいですね。

おそらく多くの人が自分のなりたい未来と違う方向にエネルギーを使っていることに愕然とするでしょう。私もこの記録をつけてみたとき、正直言ってかなりショックでした。そして、時間の使い方をもっと意識すれば、もっと成長できる!と感じました。

意識的な自分になる目的は、思い通りの自分になることです。

成功した人というのは、自分の人生の目的を果たした人です。なりたい自分になれる人は、そうなるために自分のエネルギーを集中して使っている人です。私たちも今から、思い通りの自分、ストーリーで目指す自分に近づくために必要な行動をできる自分になりましょう。

占星学では、私たちの気分は、天体(特に月)の影響を受けているといわれます。月は23日ごとに違う影響を及ぼすのですが、「やろう!」という気分が盛り上がって始めたものの、3日後には気分が乗らず、行動できない3日坊主は、月の影響かもしれません。

たとえどんな影響を受けても、気づきの力があれば、自分の意思で行動を選択できるようになります。

私たちは「認めなければ変われない」のです。

自分がしている良くない習慣、良い習慣を見つけましょう。

今の自分の行動を観察し、しなくていいこと・やめたいことに気づきましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。