自分らしさ, 良い習慣を身につける

簡単に習慣化するシステム

私たちはつい、

何をしているか?に焦点をあてていますが、

なぜそうしているか?に焦点をあててみませんか?

 

人の行動の動機は、

1.快のため

2.不快を避けるため

のどちらかに集約されます。

 

アメリカのアート・マークマン氏は著書の中でこの動機のシステムを

ゴー(Go)システムとストップ(Stop)システムと呼んでいます。 “簡単に習慣化するシステム” の続きを読む

良い習慣を身につける

悲しみや苦しみを乗り越える

この世に生まれて、悲しみや苦しみを全く感じない人がいるでしょうか。苦労や困難に一度も出逢わない人がいるでしょうか。

人生には自分ではどうしようもない苦難が突然襲い掛かることもあります。どんなにリスクヘッジしていても避けられないことは起きるのです。

普段の行いが悪いとか、罰が当たったとかいうことではなく、たまたま不幸な出来事に遭遇してしまうことは残念ながらあり得るのです。

悲しみや苦しみというネガティブな感情を抑圧し続けると、心のバランスが壊れてしまいます。かといって、長い時間その感情に浸り続けると、今度はそこから立ち上がれなくなってしまいます。

起きた出来事と自分自身を分けて考えることが大切です。

起きた出来事は自分にとって悲しく、つらいことだった。でもそこから自分が何かを学び、成長できるとしたらそれはどんなこと?

人は病気になることもありますが、病人になってはいけないという言葉を聞いたことがあります。昨年亡くなった小林麻央さんも、病気は私の一部であってすべてではない、とブログに綴っていました。

人は悲しみが多いほど、他人に優しくなれるという歌詞もあるように私たちは悲しみや苦しみからも学び、成長することができるのです。人生を豊かにすることができるのです。

そして、悲しみや苦しみを乗り越えることで自分に自信がつき、次に同じような苦難がやってきたとしても、より早く立ち直り、復活できるようになるのです。

あなたの人生には、あなたが解決できない問題は起こらないのです。問題や困難は、あなたが成長するための課題であり、チャンスであると捉えれば、あなたはますます幸せな人生を歩めるでしょう。

ピンチはチャンス!を合言葉にしてみましょう。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

良い習慣を身につける

桃太郎はヒーローなのか?

私たちの思考は、無意識に習慣化されています。信じている常識や価値観も、多くの人は無意識に身につけています。無意識だから、自分ではなかなか気づけないものなのです。

これからの人生を自分らしく創造するためには、今の自分のマインドセット、信念や価値観について知ることが欠かせません。自分が無意識に身につけているマインドセットに気づくためには、自分の感情をよく観察することです。

私たちの感情は、私たちの無意識のマインドセットをとおして脳内でできごとを評価・判断した結果、生まれているものです。

「好き、快い」と感じたできごとは、私たちが良いことだと設定していることで、「嫌だ、不快だ」と感じるできごとは、それらを良くないこと、ダメなことだと設定していることである場合が多いのです。

では、その設定は本当に本当に本当のことでしょうか?

世の中は、事実は一つでも、真実は人それぞれだといわれるように、立場や見方が変わるとその出来事は正反対の意味になることもあります。

例えば、桃太郎は村人を救ったヒーローですが、退治された鬼の子からみたら、親の仇だったりするわけです。

幸せな人生を送るためには、楽観的にものごとを捉えましょうといわれます。楽観的である方が、未来への前進のエネルギーがわいてくるので、それは間違いではありません。また、意識を向けたことが拡大するので、悲観的な将来をイメージすると、実際にそうなりやすいことも事実です。

無意識に身についている思考の習慣に気づき、自分の望む未来を創造するために、できごとに反応するのではなく、意識的に思考を選択する習慣を身につけましょう。

「私はどんな思い込みをしているだろう?」

「他にどんな考え方ができるだろう?」

「このことから、私は何を学べるだろう?」

これらの質問が、あなたのマインドセットを知る手がかりになるはずです。幸せな人生のためのマインドセットは、自分で選択し、新たに習慣化すれば、上書きできるのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

自分らしさ, 良い習慣を身につける

感謝の気持ちを表現する

今、あなたがあなたの人生で持っているものを書き出してみましょう。それらに感謝すれば、あなたは感謝したいことをもっともっと引き寄せることができます。

意識を向けたものが拡大するという法則どおり、自分に「ある」ものに意識を向け、感謝している人には、さらにそれらが拡大し、「ない」ものに意識を向け、不満を抱いている人には、さらにその状態が拡大します。

ありがたい、と感謝の気持ちを感じるとき、私たちの脳内では幸せホルモンと呼ばれる脳内物質(ドーパミンやセロトニン)が発生し、自尊心が高まり、心身を安定させる効果があります。

毎日食事が食べられて、お風呂に入れて、ベッドで眠れること。仕事があり、収入をえられること。健康で、好きなことができる環境にいること。家族が元気で暮らしていること。命があること。

どんな些細なことでも、私たちが感謝できる対象はたくさんあります。それに気づいて感謝の気持ちを表現する習慣を身につけましょう。

人間は、自分がしたことは覚えていても、してもらったことは忘れやすいものです。今の生活が成り立つために、どれほど多くの人の力が必要だったかを考えてみるだけでも、自然と感謝の気持ちが沸き上がってくるかもしれません。日常生活で当たり前に使っている様々な製品は、誰かがそれを開発し、誰かが製作し、誰かが販売し、使わせてもらっているのです。

あなたは、誰かに何かをしてもらったとき、「すみません」と謝っていませんか?

  • ドアを抑えて待ってもらった時
  • 落とし物を拾ってもらった時
  • 道を譲ってもらった時

できれば今日からは「ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉で伝えてみてはいかがでしょうか。

謝る言葉は目線が下に向きがちです。でも、お礼の言葉を伝えるときは、顔を上げて、相手の目を見て伝えます。より、心のこもったコミュニケーションが取れるのではないかと思います。

「知足」という禅語があります。向上心は大切ですが、足るを知ること、今与えられているものに満足し感謝する気持ちが心の余裕を生み、心身を安定させるのです。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。