コミュニケーション, 心理学, 自分らしさ

頑張っているのに報われないと感じるあなたへ

私ばかり頑張っている・・・

私は一生懸命がんばっているのに・・・

そんな風に感じていますか?

 

あなたはいつから頑張り始めたのでしょうか。

頑張ればうまくいく。
がんばりが足りないからダメなんだ。

一見励ましているようなこれらの言葉があなたの潜在意識に伝えるメッセージは

あなたはそのままではだめ
あなたはがんばらなければ価値がない
がんばらないとあなたは責められる

ではないでしょうか。

 

言葉の定義は人によって様々なものです。
なぜなら、誰一人として全く同じ環境で言葉を習い、習得するわけではないからです、

まじめで、思いやりがあり、相手の気持ちがわかる人ほど
自分の言葉の定義でこれらの言葉を受け取り、自分を追い詰めてしまいがちなのです。

いつからか、相手の期待に応えることが自分の存在価値のすべてのように
思い込んでしまったのかもしれません。

「頑張る」という言葉には、
自分の好きではないことでも結果を求めて努力する、
というニュアンス(雰囲気)があるように感じます。

また、「頑張る」=「我ん・(を)張る」ともいわれるように
自分の思考の枠にとらわれている状態のようにも感じます。

自分がしたい!と思ってすること、好き!と思ってすることを
頑張る、とは感じないものです。

好きなこと、ワクワクすることは
たとえ苦労や大変なことがあったとしても
それをすることが本人の楽しみなので、
「頑張る」という言葉では表現しないものなのです。

頑張っている、と感じている人は
自分の本心ではやりたくないと感じることを
自分に期待する誰かのためにしているのかもしれません。

だから、相手のためにしているにもかかわらず
相手から思うような反応(感謝やねぎらいなど)が得られないと、

がっかりしてしまうのではないでしょうか。

それが、「頑張っているのに報われない」と感じる理由なのでは
ないかと思います。

  1. あなたが頑張るのはなぜでしょう。
  2. あなたはなぜ期待に応えなければならないのでしょう。
  3. あなたは本当は何をしたいのでしょう。

この3つの質問を考えてみましょう。
そして、その答えをノートに書き出してみましょう。

本当の自分に気づいたら、人生は大きく変わり始めます。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識

ドリームキラーに気をつけて

ドリームキラーという言葉を聞いたことがありますか?

ドリーム=夢、キラー=殺す人

つまり人の夢や目標の達成を阻害する人のことを指します。

 

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コミュニケーション, 心理学, 潜在意識

潜在意識を活かす方法

冬至を超えて太陽のエネルギーがどんどん大きくなっていく時期。

私たちも自分を見つめなおし、これからどうするか?を

自分にしっかり問いかけるタイミングのようです。

私たちは1日に約6万回も自己対話をしているといわれます。

朝起きて、朝食に何を食べるのか、服は何を着るのか、今日の予定は何か、

など多くの質問をしてその答えが行動になっています。

しかし、6万回のうち、自分が意識しているものは約1割。

残りの9割は潜在意識といわれる無意識の領域が行っている自己対話なので

行動もほとんどは無意識で選択している状態です。

これが、習慣、と呼ばれている私たちの日常の行動であり、

その繰り返しによって人生がつくられています。

潜在意識は生まれてから今日までに刷り込まれた情報をすべて記憶していて、

その中から必要な情報をひっぱりだして私たちの行動の支持を出します。

良い情報、役に立つ情報をたくさんインプットしていれば、

その中から自分に最も適切なものを選択してくれるのですが、

インプットしている情報が少なく、あまり良質でなければ

最適なものを選択しても結果が異なるということです。

潜在意識を活かす方法とは、

自分の潜在意識に与える情報を取捨選択することです。

たとえば、テレビのニュースやワイドショーを

何気なくつけてそのまま流していると、

その内容があなたの潜在意識には記録されます。

読んだ本の内容も、あなたの潜在意識に記録されます。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚という五感を通して

私たちに入ってくる情報が、私たちのもとになっているのです。

そして、その情報をもとにして、今目の前の出来事を

判断し、必要な行動を選択するという仕組みが潜在意識なのです。

門前の小僧習わぬ経を読むという諺があるように、

意識しなくても情報をインプットしていると

自然にそれを学んでいるということですね。

新しい情報を常にインプットし続ける人が

新しい時代を生き抜いていける人なのです。

潜在意識、ぜひ活用してなりたい自分になりましょう!

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学, 潜在意識

卒業のとき

今日はクリスマスですね。誰と過ごしていますか?

 

長く付き合ってきた人とお別れするときは

さみしさや悲しみ、せつない気持ちになるものです。

それは当然の感情ですが、その感情を理由にして

新しい一歩を踏み出せないとしたら、

それは少し問題かもしれません。

私たちが同じ時代に生まれ、同じ時間を共有することは、まぎれもなく奇跡でしょう。

「対面同席五百生(たいめんどうせきごひゃくしょう)」という仏教の言葉があるように、

今世でめぐり逢い、関わるということは、これまでの生まれ変わりの間に500回くらいはご縁があった人だという意味です。

 

それでも、出会った人にはそれぞれにテーマがあり、そのテーマが完了すれば卒業の時がやってくるのです。

よく、人生のシナリオを自分が書いているともいわれます。

嫌なあいつも自分がその役をその人にさせているのですから、ありがたいことなのです。

人間には長く過ごすことで「情がわく」という感情が強くなり、卒業の時を迎えてもなかなか踏ん切りがつかないこともあるものです。

しかし、宇宙の法則では手放すことが先なので、いつまでも手放せないでいると、新しいステージには進んでいけない仕組みになっているのです。

未知の世界は怖かったり、不安を感じたりするものですが、一歩を踏み出さなければその先へは進んでいけません。

本当は、もう、自分の中では卒業だとわかっているのに、いつまでもずるずると付き合っているから、心と行動の不一致となり、もやもやしてしまうのです。

出会えたことに感謝をし、相手の幸せを祈りながら、卒業を受けいれることができると、未練も執着も残りません。

ご縁が続く人であれば、またいつか必ず出会うようになっているのです。

私たちはいつも自分の中に答えをもっています。

人生という有限の時間をどう使うのかは

自分自身が決めることです。

あなたは誰と過ごしますか?

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

メリークリスマス♡

 

 

 

コミュニケーション, 心理学, 潜在意識, 自分らしさ

前提の重要さ

どうせとやっぱりの法則という法則があります。

私たちの潜在意識は、指令通りに忠実に行動を促しています。

だから、自分が「どうせ・・・」と思ったことの
証拠をどんな手段を使っても見つけ出して
「やっぱり」を誘発するのです。

暴力問題で毎日ワイドショーをにぎわせるあの事件。
日馬富士の言い分と貴ノ岩の言い分が食い違っていましたが、
これもどうせとやっぱりの法則で説明できるのです。

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自分探しの罠にはまらない

心理学では自己受容と他者受容は正比例するといわれています。

自分を受け容れた分と同じだけ相手のことを受け容れられるという意味です。

自分探しに夢中なとき、私たちは自分にないものを探していることが多いものです。

あれが足りない、これができない、美人じゃない、頭がよくない、器用じゃない、恋人がいない、友達がいない

ない、と思えば思うほど、私たちの気持ちは沈んでいきます。
その沈んだ気持ちが、ネガティブな波動となって同じ波動の出来事を引き寄せやすくなっているのです。

自分探しの大切なポイントは
自分にあるものを探すことです。

家族も、友達も、食べ物も、服もバッグも住むところも
何一つあたりまえのものはありません。

有り難うございますとは、
あることが難しいことが今ここにあります、という意味の言葉です。

今日まで無事に生きてきた私たちには
数え切れないほどの奇跡があったから
こうしてここに今あるのではないでしょうか。

できないことや思い通りでないことももちろんあります。
でも、それよりももっとたくさんの「ある」ものに目を向けたとき
自分探しは本当のスタートなのかもしれません。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

コミュニケーション, 心理学

「聞く」と「聴く」

「傾聴力」という言葉がすっかり浸透し
コミュニケーションを円滑にし、良好な人間関係を育むためには
人の話を聴く力が大切といわれます。

「聞く」と「聴く」の違いをあなたはどう認識していますか?

一般的には
「聞く」は音が自然に耳に入ってくる状態で
「聴く」は積極的に耳を傾けて聞いている状態
という感じでしょうか。

「聞く」には
親の言うことを聞く、のように
相手に従うという意味もありますね。

また、「聴く」には
音楽や自然の音を聴く、のように
自然に耳に入ってきても、心が引き込まれるような状態は
聴くという字で表すこともあります。

日本語は世界の言語の中でも大変難解な言語といわれます。
それは、表現の豊かさや細やかさに所以するのでしょう。
例えば色や雨の降り方など、これほど多くの言葉がある言語は
他にはないそうです。

他にも、同じ言葉なのに状況によって意味が逆になる
「結構です」という言葉も日本語を学ぶ人にとっては
難解でしょうね。

言葉だけを聞いていても相手の伝えたいことが伝わらないことになります。

だからこそ「聴く」力が重要なのですが、
「聴く」ためにはトレーニングが必要です。

日本ではコミュニケーション教育がほとんど行われていないため
多くの人は自分の周囲の人のコミュニケーションから学ぶしかありません。

もし、その方法が不適切だったら・・・

新しいコミュニケーションを身につけましょう!

アサーティブ(自分も相手も尊重する)コミュニケーションも
トレーニングすれば誰でも身につけることができ
より自分らしく生きることができると思います。

あなたは自分の本当に伝えたいことを堂々と伝えられていますか?

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

心理学, 潜在意識, 自分らしさ

私らしく生きる

私たちは自分のことをどれくらいわかっているでしょう。

心がモヤモヤしてすっきりしないとき
私たちの心では何が起きていると思いますか?

私たちの心は何を訴えているのでしょう。

私たちがモヤモヤする、すっきりしないと感じるとき

それはおそらく自分の心と行動が一致していないとき

心では「こうしたい」「こちらが好き」と感じているのに
思考がそれを許さずに「こうした方がいい(得)」「こうするべき」と考えて
心と行動がバラバラになってしまうと
私たちの心はモヤモヤし、すっきりしなくなるのです。

思考のもとになるのは、幼いころから植え付けられてきた
周囲の人の価値観だったり常識といわれる情報です。

もちろん、なんでも好き勝手に周囲の人のことを
全く無視して、傍若無人にふるまえとは決して思いませんが、
自分ではない誰かの価値観や常識の中で生きるのは
生きづらいのではないでしょうか。

相手を大切に思うことはすばらしい気持ちです。
相手を喜ばせること、相手の期待に応えようとすることは
悪いことではありません。

でも、自分を犠牲にして、自分をないがしろにして
相手のことばかりに心を向ける生き方は
相手に依存している状態ではないでしょうか。

相手の反応に振りまわされてしまうことになりますね。

大切なことは
自分が自分の人生の舵をとり
自分らしく輝くことだと思うのです。

自立とは
なんでも自分一人でできるようになることではなく、
自分にできないことを誰かに頼れることであり
自分にできることを自分がすることです。

一人一人が違う存在であるからこそ
世界はさまざまな美しさが生まれます。

あなたにはあなただけの美しさがあるのです。
あなたがあなたらしくますます輝けますように。