コミュニケーション, 心理学, 潜在意識

卒業のとき

今日はクリスマスですね。誰と過ごしていますか?

 

長く付き合ってきた人とお別れするときは

さみしさや悲しみ、せつない気持ちになるものです。

それは当然の感情ですが、その感情を理由にして

新しい一歩を踏み出せないとしたら、

それは少し問題かもしれません。

私たちが同じ時代に生まれ、同じ時間を共有することは、まぎれもなく奇跡でしょう。

「対面同席五百生(たいめんどうせきごひゃくしょう)」という仏教の言葉があるように、

今世でめぐり逢い、関わるということは、これまでの生まれ変わりの間に500回くらいはご縁があった人だという意味です。

 

それでも、出会った人にはそれぞれにテーマがあり、そのテーマが完了すれば卒業の時がやってくるのです。

よく、人生のシナリオを自分が書いているともいわれます。

嫌なあいつも自分がその役をその人にさせているのですから、ありがたいことなのです。

人間には長く過ごすことで「情がわく」という感情が強くなり、卒業の時を迎えてもなかなか踏ん切りがつかないこともあるものです。

しかし、宇宙の法則では手放すことが先なので、いつまでも手放せないでいると、新しいステージには進んでいけない仕組みになっているのです。

未知の世界は怖かったり、不安を感じたりするものですが、一歩を踏み出さなければその先へは進んでいけません。

本当は、もう、自分の中では卒業だとわかっているのに、いつまでもずるずると付き合っているから、心と行動の不一致となり、もやもやしてしまうのです。

出会えたことに感謝をし、相手の幸せを祈りながら、卒業を受けいれることができると、未練も執着も残りません。

ご縁が続く人であれば、またいつか必ず出会うようになっているのです。

私たちはいつも自分の中に答えをもっています。

人生という有限の時間をどう使うのかは

自分自身が決めることです。

あなたは誰と過ごしますか?

 

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

メリークリスマス♡

 

 

 

コミュニケーション, 心理学, 潜在意識, 自分らしさ

前提の重要さ

どうせとやっぱりの法則という法則があります。

私たちの潜在意識は、指令通りに忠実に行動を促しています。

だから、自分が「どうせ・・・」と思ったことの
証拠をどんな手段を使っても見つけ出して
「やっぱり」を誘発するのです。

暴力問題で毎日ワイドショーをにぎわせるあの事件。
日馬富士の言い分と貴ノ岩の言い分が食い違っていましたが、
これもどうせとやっぱりの法則で説明できるのです。

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自分探しの罠にはまらない

心理学では自己受容と他者受容は正比例するといわれています。

自分を受け容れた分と同じだけ相手のことを受け容れられるという意味です。

自分探しに夢中なとき、私たちは自分にないものを探していることが多いものです。

あれが足りない、これができない、美人じゃない、頭がよくない、器用じゃない、恋人がいない、友達がいない

ない、と思えば思うほど、私たちの気持ちは沈んでいきます。
その沈んだ気持ちが、ネガティブな波動となって同じ波動の出来事を引き寄せやすくなっているのです。

自分探しの大切なポイントは
自分にあるものを探すことです。

家族も、友達も、食べ物も、服もバッグも住むところも
何一つあたりまえのものはありません。

有り難うございますとは、
あることが難しいことが今ここにあります、という意味の言葉です。

今日まで無事に生きてきた私たちには
数え切れないほどの奇跡があったから
こうしてここに今あるのではないでしょうか。

できないことや思い通りでないことももちろんあります。
でも、それよりももっとたくさんの「ある」ものに目を向けたとき
自分探しは本当のスタートなのかもしれません。

あなたがあなたらしくますます輝けますように。

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私らしく生きる

私たちは自分のことをどれくらいわかっているでしょう。

心がモヤモヤしてすっきりしないとき
私たちの心では何が起きていると思いますか?

私たちの心は何を訴えているのでしょう。

私たちがモヤモヤする、すっきりしないと感じるとき

それはおそらく自分の心と行動が一致していないとき

心では「こうしたい」「こちらが好き」と感じているのに
思考がそれを許さずに「こうした方がいい(得)」「こうするべき」と考えて
心と行動がバラバラになってしまうと
私たちの心はモヤモヤし、すっきりしなくなるのです。

思考のもとになるのは、幼いころから植え付けられてきた
周囲の人の価値観だったり常識といわれる情報です。

もちろん、なんでも好き勝手に周囲の人のことを
全く無視して、傍若無人にふるまえとは決して思いませんが、
自分ではない誰かの価値観や常識の中で生きるのは
生きづらいのではないでしょうか。

相手を大切に思うことはすばらしい気持ちです。
相手を喜ばせること、相手の期待に応えようとすることは
悪いことではありません。

でも、自分を犠牲にして、自分をないがしろにして
相手のことばかりに心を向ける生き方は
相手に依存している状態ではないでしょうか。

相手の反応に振りまわされてしまうことになりますね。

大切なことは
自分が自分の人生の舵をとり
自分らしく輝くことだと思うのです。

自立とは
なんでも自分一人でできるようになることではなく、
自分にできないことを誰かに頼れることであり
自分にできることを自分がすることです。

一人一人が違う存在であるからこそ
世界はさまざまな美しさが生まれます。

あなたにはあなただけの美しさがあるのです。
あなたがあなたらしくますます輝けますように。