コミュニケーション

コミュニケーション上手になる方法

コミュニケーションを教育されない日本では
人間関係を築くための能力やスキルは
個人個人の環境にゆだねられています。

2003年以降、企業の求める人材の能力で
常に上位にあがるのは
コミュニケーション能力です。

コミュニケーションとは
自分や他者の考えや感情を伝え合うことです。

よくキャッチボールに例えられますが、
こちらが投げたボールを、相手が返して
成立するやりとりです。

コミュニケーション能力とは、
自分と違う価値観や考え方の他者と
お互いの意見や考えを尊重しながら
目的達成のために調整できる能力
ともいえるでしょう。

コミュニケーションが苦手です。という人は
自分の気持ちを伝えることが苦手というパターンと
相手の気持ちを理解することが苦手というパターンが
あります。

自分の気持ちを伝えることが苦手、という人は
幼い頃、周囲の人に自分の気持ちをあまり尊重してもらった経験が少ないのかもしれません。

何でも親が決めてしまったり、

自分の気持ちを伝えた時に親が不機嫌になったり、

自分の気持ちを伝えることで、何度も傷ついてきた人かもしれません。

もう傷つきたくないと、自分の心を守るために
自分の気持ちを伝えることをあきらめてしまったのかもしれません。

自分は間違っているんだと、思い込んでしまったのかもしれません。

相手の気持ちを理解することが苦手、という人は、
いつもいつも相手の気持ちを尊重しすぎて
心が疲れてしまったのかもしれません。

自分の予想と違う反応をされて、びっくりしたり

よかれと思ってしたことに、怒られてしまったり

そんな経験を繰り返すうちに、
人と接することが負担になってしまったのかもしれません。

自分は人の気持ちを理解できないダメな人間だと思い込んでしまったのかもしれません。

コミュニケーションが苦手だと感じている人は
本当は人と良い関係をつくりたいと願っている人です。

「みんなと仲良くしましょう」

「相手の気持ちを尊重しましょう」

「人に迷惑をかけないようにしましょう」

そんな言葉を言葉通りに受け取って
完璧にそうできない自分をずっと責めていませんか?

誰にでも好き嫌いや相性はあるものです。
みんなと仲良くできなくても、仲良しの子が一人でもいればいいじゃない。

相手の気持ちを尊重するためには、まず、
自分の気持ちを尊重できなければできません。

どちらかを尊重すると、どちらかは我慢するという
固定観念に縛られていないでしょうか?

どちらかではなくどちらも。
自分も相手も尊重し合える世界は目指せないのでしょうか。

人はひとりでは生きられない生き物です。
生きている以上、必ず誰かや何かのおかげで
生かされていることを心に留め、
おかげさま、お互い様の気持ちで
自分のできることで恩送りをいたしましょう。

コミュニケーションは
伝えると聞くがセットです。

どちらかではなくどちらも練習して
コミュニケーション上手になれると
人生はもっと豊かに幸せになると思います。

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