「知覚動考」(チカクドウコウ)は、元は仏教や禅の言葉です。
知って、覚えて、行動して、考えて
私たちは成長するという意味です。
始めに「考える」をしてしまうと、なかなか行動できないのが人の性。
うまくいかないかもしれない・・
失敗したら恥ずかしい・・
できなかったらどうしよう・・
そんな風にネガティブな気持ちが浮かんでくると
行動を起こすエネルギーはわいてきませんよね。
未来のことは誰にもわかりませんし、
コントロールすることもできません。
がんばったからと言って
必ず思いどおりの結果になるとは限らないことは
私たちがよく知っていることです。
それでも、望んだ未来を手に入れるために
今の自分ができることを精一杯するからこそ、
望む未来に近づけるものです。
「知」知る
↓
「覚」覚える
↓
「動」行動する
↓
「考」検証する
どうなるかはやってみなければ誰にもわかりません。
行動する前に、結果のことをあれこれ考えても仕方ありません。
良い結果になるように、ベストを尽くすこと。
人事を尽くして天命を待つのです。
そして、行動した後には、考える、
つまりその結果をきちんと検証することが大切です。
生まれ持った性質や、これまでにしてきた習慣で、現在の自分はどこまでできているでしょうか。
1.知ろうとしない。
2・知るだけで覚えるまでトレーニングできていない。
3.覚えたのに考え込んでしまい実際に行動していない。
4.行動しても結果を検証しないでやりっぱなし。
「知覚動考」は「とも・かく・うご・こう」とも読めます。
何か情報を得て、ピンときたら「ともかくうごこう」を
思い出して、ともかく行動してみませんか?
あなたがあなたらしくますます輝けますように。